画家ヒルマ・アフ・クリントに迫るドキュメンタリー、予告編が解禁

画家ヒルマ・アフ・クリントのドキュメンタリー映画「見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界」の公開日が4月9日に決定。あわせてYouTubeで予告編が解禁された。

1862年にスウェーデンに生まれたヒルマ・アフ・クリント。独自の手法で抽象的絵画を手がけた彼女は、同時代の画家たちが新たな芸術作品を発表する中、自身の作品を世に出さず死後20年間は公表を禁じてこの世を去った。本作では、キュレーター、美術史家、科学史家、遺族などの証言と彼女が残した絵や言葉を通し、その生涯と美術史の裏側に迫る。ハリナ・ディルシュカが監督を務め、イーリス・ミュラー＝ヴェスターマン、ユリア・フォス、ジョシュア・マケルヘニーらが出演した。

予告編にはヒルマのカラフルな作品が展示されているさまを収録。彼女と美術史の関係に言及する専門家の姿も映し出された。

「見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界」は、東京・ユーロスペースほか全国で順次ロードショー。