谷口悟朗原案プロジェクトがTVアニメ・ゲーム・映画で展開、舞台は魔改造された東京

「コードギアス」シリーズなどで知られるアニメーション監督・谷口悟朗によるプロジェクト「エスタブライフ」の詳細が、本日1月20日に行われた「フジテレビ『+Ultra』ラインナップ発表会2022」にて発表。テレビアニメ、スマートフォンゲーム、アニメ映画で3つの物語が展開されることが明らかになった。

本プロジェクトの舞台となるのは、遠い未来の実験都市・東京。世界の人口が減少傾向にある中、人類は種の繁栄のため生態系を管理するAIを作り、「人類の多様化実験」を実行していた。遺伝子改造によって誕生した常人・獣人・魔族などによる多様な人種はそれぞれ独自の文化を有し、壁に囲まれた「クラスタ」と呼ばれる多様な街では、そこに適正をもつ人類がAIに管理されながら生活するようになっていた。そんな東京を舞台に、テレビアニメ、スマートフォンゲーム、映画ではそれぞれの物語が進んでいく。

アニメ映画「エスタブライフ リベンジャーズロード」は谷口自らが監督・脚本を担当。アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズが手がける。テレビアニメ「エスタブライフ グレイトエスケープ」の監督は、アニメ「ご注文はうさぎですか？」などで知られる橋本裕之。シリーズ構成・脚本に賀東招二、キャラクターデザイン原案にコザキユースケが名を連ね、4月からフジテレビ「＋Ultra」枠ほかにて放送される。なお2月3日には、出演キャストなどTVアニメの続報が発表される予定だ。またスマートフォンゲーム「エスタブライフ ユニティメモリーズ」はスクウェア・エニックスによって制作されることが明らかになった。

YouTubeではプロジェクトPVが解禁され、ビジュアルも到着。ビジュアルには“魔改造”された東京の中心に位置する大江戸城を背景に、テレビアニメ・スマートフォンゲーム・映画の各タイトルに登場するメインキャラクターが一堂に会したシルエットが描かれた。プロジェクトPVでは「獣人が暮らす上野」「温泉街お台場」など東京の各都市が紹介され、アニメやゲームの映像も使用されている。

なおYouTubeチャンネルの「Crunchyroll Extras」では、谷口や橋本らによるトークも行われた発表会の模様がアーカイブで配信されている。