萩原朔太郎の娘・葉子の小説が映画化、「天上の花」2022年初冬公開

萩原朔太郎の娘である萩原葉子の小説「天上の花──三好達治抄──」が、「天上の花」というタイトルで映画化されることがわかった。

朔太郎を師と仰ぐ詩人・三好達治が妻子と離縁して朔太郎の末妹・慶子と結婚するも、奔放な彼女に対する一途な愛と憎しみを激情とともに制御できなくなっていくさまが描かれる本作。五藤さや香と「火口のふたり」の荒井晴彦が脚本を担当し、「いぬむこいり」の片嶋一貴が監督を務めた。

「天上の花」は2022年初冬に公開される予定。