連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」より、
本作は、ラジオ英語講座とともに歩んだ3人のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリー。初代ヒロインの安子に
るいが働くクリーニング店の客で、弁護士の卵・片桐春彦を演じる風間。連続テレビ小説「純と愛」にも出演していた風間は「僕の中で“朝ドラ”というのは、多くの方に見ていただいていろいろなお声をいただいたすごく大事な作品です。なんていうか、ターニングポイントというか、分岐点となった作品に再び戻ってくることができてすごく幸せだなと思いました」と語る。
また白石を「“朝ドラ”のヒロインをやるべくして女優として生きている存在」と表現し、深津については「僕も大好きな女優さんなので、気持ちがはしゃいでしまっていますよね。撮影で深津さん演じるるいが僕のところにかけよってくれるシーンがあるんですが、そのときのるいは、これ以上ない!と思うぐらいかわいかったです(笑)」と述懐。そして「世代を超えたこの物語は、親には親の物語があり、祖父母には祖父母の物語があるということを目の当たりにできるドラマです」と本作を紹介した。
藤本有紀が脚本を手がける「カムカムエヴリバディ」はNHK総合ほかで放送中。
2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」
NHK総合 月曜~土曜 8:00~
NHK BSプレミアム・BS4K 月曜~土曜 7:30~
※4K制作
風間俊介 コメント
出演が決まった際の心境
僕の中で“朝ドラ”というのは、多くの方に見ていただいていろいろなお声をいただいたすごく大事な作品です。なんていうか、ターニングポイントというか、分岐点となった作品に再び戻ってくることができてすごく幸せだなと思いました。
作品の印象
親子三世代の流れをドラマで見ることができるって、なかなかありませんよね。物語ってやっぱり、主人公は「主人公」で、その周りをとりまく人たちは、その主人公の「周囲の人たち」……つまり「主人公」と「周囲の人たち」という見方がよくあることだと思います。でも、この作品では、安子もヒロインであり、るいもヒロインであり、最後にひなたの物語になった時に、すでに(視聴者は)安子とるいに思い入れがある上でひなたを見る。だから、ひなたの物語が最初から楽しみなわけです。ヒロインが入れ替わっていく。だから、るいにはるいの気持ちがあるんですけど、見ている人たちは「るいの言うこともわかるんだけど、安子には安子の事情があって…」っていう気持ちになると思うんです。
例えば、母娘でどこか少し意見が違っている人たちがこのドラマに触れる機会があったときに、もしかしたら母には母のつらさがあったのかなぁと思ってくださる方もいらっしゃるのかなと思っています。
初代ヒロインの上白石萌音、2代目ヒロインの深津絵里の印象
上白石萌音さんは、“朝ドラ”のヒロインをやるべくして女優として生きている存在だと思っているので、「満を持して感」が僕にはあります。初めて萌音ちゃんに会った瞬間から、この子は“朝ドラ”のヒロインをやるべきだ!という子だったので。すこやかさのなかに、臨機応変なしなやかさみたいなものを持っています。まっすぐなんだけど、ちゃんとしなることができる。
深津絵里さんは、ほとんどの人がそうだと思うんですが、僕も大好きな女優さんなので、気持ちがはしゃいでしまっていますよね。撮影で深津さん演じるるいが僕のところにかけよってくれるシーンがあるんですが、そのときのるいは、これ以上ない!と思うぐらいかわいかったです(笑)。
視聴者へのメッセージ
世代を超えたこの物語は、親には親の物語があり、祖父母には祖父母の物語があるということを目の当たりにできるドラマです。そして、自分もいずれ、親になり祖父母になっていく。子どもがいなかったとしても次の世代になっていきますよね。子どもがおじいちゃんおばあちゃんを見たときに、「この人にも子ども時代があったんだな」と思って、その子どもも、きっと、歳を重ねるとまた「この人にも子ども時代があったんだな」と思われる。この繰り返しだと思うんです。その尊さといったものを感じることができるので、それが最高にたまらない気持ちになると思うんです。きっと、いとおしさみたいなものがあるはずです。そんなところを見ていただけるとうれしいです。
映画ナタリー @eiga_natalie
風間俊介、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」撮影で「はしゃいでしまっています」(コメントあり)
https://t.co/M2OrQzixzA
#カムカムエヴリバディ #カムカム #朝ドラ #風間俊介