塩田明彦の「月光の囁き」「害虫」新宿武蔵野館、ユーロスペースでリバイバル上映

塩田明彦の最新作「麻希のいる世界」の公開に合わせ、過去作「月光の囁き」「害虫」がDCPでリバイバル上映される。

1999年に公開された「月光の囁き」は、喜国雅彦の同名マンガを塩田が実写化した青春映画。マゾヒストの高校生・拓也と、戸惑いながらも彼をいたぶることに快感を覚えるようになる紗月の関係が描かれている。主題歌はスピッツの「運命の人」。拓也を水橋研二、紗月をつぐみが演じた。

2002年公開の「害虫」は孤独な中学生・サチ子の葛藤を描いた物語。サチ子を宮崎あおいが演じ、かつてサチ子が恋した教師・緒方役で田辺誠一が出演した。サチ子のクラスメイト役で蒼井優もキャストに名を連ねている。NUMBER GIRLが音楽を手がけた。

「月光の囁き」は1月21日から28日に東京・新宿武蔵野館、「害虫」は1月22日から28日に東京・ユーロスペースで上映。YouTubeでは予告編が公開中だ。なお「麻希のいる世界」は1月29日よりユーロスペース、新宿武蔵野館ほかで上映される。

※「月光の囁き」はR15+指定作品
※宮崎あおいの崎は立つ崎（たつさき）が正式表記

月光の囁き

2022年1月21日（金）～28日（金）東京都 新宿武蔵野館
※レイトショー
料金：1500円均一

害虫

2022年1月22日（土）～28日（金）東京都 ユーロスペース
※レイトショー
料金：一般 1500円 / 大学生、専門学校生、シニア、会員 1200円