池田エライザがしっとり歌唱、永瀬廉はじっと見つめる…「真夜中乙女戦争」本編映像

「真夜中乙女戦争」より、池田エライザ演じる“先輩”が歌唱するシーンがYouTubeで公開された。

Fの小説を二宮健が映画化した本作は、永瀬廉（King & Prince）演じる無気力な大学生“私”が、“真夜中乙女戦争＝東京破壊計画”に着手する姿を描く青春物語。“私”がひそかに恋心を抱く“先輩”に池田、騒動を首謀する謎の男“黒服”に柄本佑が扮した。

解禁された映像には、東京が破壊されるクリスマスイブの前日、とあるバーで“先輩”がジャズのスタンダードナンバー「Misty」をしっとりと歌い上げるシーンを収録。その姿をじっと見つめる“私”の姿も捉えられている。

”先輩”の心情を表現するかのように、本番前に感情が高ぶり涙しながら撮影に臨んだ池田。歌唱した「Misty」について「“先輩”の“私”に対する心情を表しており、“私”のことが気になるのに“私”がどこで何をしているのかがわからず、自分の気持ちも含めてかすんでいるようで、曲の歌詞とリンクしている」と語る。

二宮は「Misty」を使用した理由を「“先輩”自身が惹かれつつある“私”に対する期待と不安。“私”は、自分の拠り所なのかそれとも最大の敵なのか。そして、“先輩”自身が引き返せない状況に来てしまい迷子になってしまっていること。引き裂かれそうなアンビバレントな気持ちを抱えつつも、今夜はロマンを魅せながら歌いたい。そんな瞬間を表現出来たら」と明かした。なお公開された映像では、本編にはないFによる「Misty」の日本語詞が添えられている。

「真夜中乙女戦争」は1月21日より全国でロードショー。