初恋の人から突然届いた手紙に動揺、韓国映画「ユンヒへ」本編映像が到着

韓国映画「ユンヒへ」の本編映像の一部がYouTubeで公開された。

本作は、韓国の地方都市で暮らすシングルマザーのユンヒと、北海道・小樽に暮らす日本人女性ジュンの関係をめぐるラブストーリー。母ユンヒ宛ての手紙を盗み見てしまった高校生の娘セボムは自分が知らない母の姿をそこに見つけ、手紙の差出人であるジュンに会わせようと決心をする。キム・ヒエがユンヒ、中村優子がジュン、キム・ソへがセボムを演じた。

映像は、仕事から帰ってきたユンヒが、初恋の相手ジュンから届いた手紙を読むシーンを収めたもの。20年もの間、連絡を絶ってきたジュンからの突然の手紙にユンヒは動揺する。また映像には、セボムがかつてユンヒと暮らすことを選んだときのことを話し始める場面も切り取られた。

監督と脚本を担当したイム・デヒョンは、ときにすれ違いながらもユンヒに寄り添うセボムについて、「過去に性的指向が原因で家族から傷付けられ苦しんだユンヒが、現在の家族であるセボムによって傷と苦しみを癒やしていく過程を見せたいと思いました」と、その存在の重要性を語っている。

2020年の青龍映画賞で最優秀監督賞と脚本賞の2冠に輝いた「ユンヒへ」は1月7日より東京・シネマート新宿ほか全国でロードショー。