小樽の雪景色が広がる、日韓女性の秘めた初恋つづった「ユンヒへ」日本版ビジュアル

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韓国映画「ユンヒへ」の日本版ビジュアルが到着した。

「ユンヒへ」日本版ビジュアル

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「ユンヒへ」は青龍映画賞で最優秀監督賞と脚本賞の2冠に輝いたラブストーリー。韓国の地方都市で暮らすシングルマザー・ユンヒは、長い間連絡を絶っていた初恋の女性から1通の手紙を受け取る。母の手紙を盗み見てしまった高校生の娘セボムは、自分の知らない母の姿をそこに見つけ、手紙の差出人である日本人女性ジュンに会わせようと決意。母を強引に誘って北海道・小樽へ旅立つ。ドラマ「夫婦の世界」のキム・ヒエがユンヒ、「野火」の中村優子がジュンに扮した。

日本版ビジュアルは小樽の美しい冬景色を背景としたデザインに。「あなたと出会ったから、私は自分が誰なのか知ることができた──」というキャッチコピーは、今は遠い土地で暮らすジュンがユンヒに宛てて書いた手紙の中の一節だ。

監督のイム・デヒョンは、韓国語だけでなく日本語に対しても深いこだわりを持つ。主人公の名前の日本語表記については、発音ではなく漢字の意味に忠実でありたいという意図にもとづき、“ユンヒ”にしたいと強く希望。ユンヒは輝きと豊かさを意味する“潤熙”と表記し、潤の字は“じゅん”と読めることから、2人の名前の上でのつながりをほのめかすものにもなっている。またイム・デヒョンは「ユンヒという名前は、母親が若い頃に使っていた名前なのです。ユンヒのキャラクターを作るうえで、母から多くのインスピレーションを受けました」と明かした。

「ユンヒへ」は2022年1月7日より東京・シネマート新宿ほか全国でロードショー。同日より北海道・イオンシネマ小樽で凱旋上映されることも決定した。

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