家族の中で自分だけ魔法の力を持たない…ディズニー新作ヒロインは“普通”の少女

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ディズニーの長編アニメーション60作目となるオリジナルミュージカル「ミラベルと魔法だらけの家」。本作の主人公ミラベルについてスタッフが語るコメントが到着した。

「ミラベルと魔法だらけの家」ポスタービジュアル

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「ミラベルと魔法だらけの家」

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主人公は魔法にあふれる世界に住み、それぞれが特別な力を持つマドリガル家の中で唯一“魔法のギフト”をもらえなかった“普通”の少女ミラベルだ。「ズートピア」などで知られる本作の監督バイロン・ハワードは「子供が5歳になると、彼らの家の中に、魔法にかけられた空間への扉が作られます。この扉が、家族におけるその子の役割を、どのような形でこのコミュニティに仕えるのかを、開示するというわけです」と説明する。

魔法のギフトは、町の人のためや、日々の生活をより豊かなものにするために使われる。長女イサベラは花を咲かせるギフト、次女ルイーサは“力(パワー)”をギフトとして授かった。姉たちがそれぞれの能力で役目を果たす“完璧”な存在である一方、ギフトを持たないミラベルは疎外感を抱え込みながらも、持ち前の明るさで前向きに過ごしていた。

本作の共同監督および脚本を担当したシャリース・カストロ・スミスは、彼女の心情について「ミラベルは頼まれたことはなんでもやります。自分に魔法の能力がないことへの埋め合わせをしなければ、と感じているのです」と語る。さらに「彼女はいつも平気だと自分に言い聞かせていますが、心の奥底では全然平気だと思っていません。ミラベルは変えたいのです。この物語は、自分に本来備わっている価値を認識し、この家族における自分の居場所を見つけ出すジャーニーなのです」と伝えた。

「ミラベルと魔法だらけの家」は11月26日より全国ロードショー。

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