ディズニー・アニメーション最新作「
「ツリーから離れて」に登場するのは、のどかなビーチで過ごす親子のアライグマ。好奇心旺盛な子供のアライグマはビーチを走り回り、親のアライグマは言うことを聞かない子供に不満が募る。危険が潜むビーチでともに過ごすことで、親子は次第に心を開いて接することを学んでいく。
監督を務めたナタリー・ヌリガットは、大人になってから子供の頃によく遊んだビーチへ行くと、昔とは違って“危険”も見えたことから着想を得たという。「親は我が子に世界を見せたいと思う。いろいろな美しいところを。でも、子供に自分を守ることも教えないといけない。ビーチでは危険なことがあるかもしれないけれど、楽しんでほしいとも思っていた。そこを短編映画で探索するのは面白いんじゃないかと思った」と本作について語った。
またプロデューサーのルース・ストローサーは日本のアニメーションからも影響を受けたと明かしており、ヌリガットもまた「私たちは『魔女の宅急便』『もののけ姫』を観た。スタジオジブリからは大きな影響を受けている」とコメント。3Dではなく2Dで描くことにもこだわったようで「1980年代、私は2Dアニメーションを観て育った。日本のアニメやマンガも大好きだったから、あのスタイルには個人的に惹かれます。特にディズニーの伝統的な2Dアニメーションは好き。あのムード、スタイルをこの映画に持ち込めたことをうれしく感じます」と振り返った。
「ミラベルと魔法だらけの家」は11月26日より全国ロードショー。同作では魔法にあふれる世界に住み、それぞれが特別な力を持つマドリガル家の中で、唯一“魔法のギフト”をもらえなかった少女ミラベルの活躍がラテン調の音楽に乗せて描かれる。
※動画は現在非公開です。
関連記事
バイロン・ハワードの映画作品
関連商品
ビニールタッキー @vinyl_tackey
ディズニーがアライグマの短篇をやると聞いて宇宙が舞台かと思ったら違った。
ディズニー「ミラベルと魔法だらけの家」同時上映作はアライグマ親子の物語 https://t.co/Pn2Rkxyp95