語り継がれる30年前の都市伝説、新たな「キャンディマン」は黒人視点でアップデート

「ゲット・アウト」「アス」のジョーダン・ピールが製作と脚本を担当した「キャンディマン」より、本編映像の一部がYouTubeで解禁された。

「キャンディマン」ビジュアル

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「キャンディマン」

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1992年製作の同名ホラー映画をリメイクした本作は、米シカゴに実在した公営住宅カブリーニ=グリーンの都市伝説を描いた作品。そこでは鏡に向かって5回、キャンディマンと名前を唱えると右手が鋭利なフックになった殺人鬼に体を切り裂かれるといううわさが語り継がれていた。主人公は団地の取り壊しから10年後、新たに建設された高級コンドミニアムに引っ越してきたヴィジュアルアーティストのアンソニーだ。彼は創作活動の一環としてキャンディマンの謎を探り始め、恐ろしい過去への扉を開いてしまう。

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映像にはアンソニーの恋人ブリアンナの弟トロイが、カブリーニ=グリーンに伝わる恐ろしい都市伝説を語るシーンが収録された。切り絵で語られるのは、1992年に製作された「キャンディマン」のヒロインであるヘレン・ライルの物語。殺人を繰り返したヘレンが自らかがり火の中に入り焼死した約30年前の出来事が明かされる。

アメリカのメジャー映画で初めて黒人が主人公かつ敵役として登場した「キャンディマン」に感銘を受けたというピール。13歳だった劇場公開時を振り返り「子供の頃からホラーが好きだったけど、黒人のフレディ・クルーガーもジェイソン・ボーヒーズもいなかった。だから『キャンディマン』が登場したときはとても大胆でカタルシスを感じた。ホラー映画に黒人が登場する例はたくさんあるが、この作品は私にとって特に凶悪なものとなった」と語る。

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自身が新たに手がけようと思った理由については「オリジナルの映画では、ヘレンの視点からキャンディマンの伝説を探っていた。しかし、あの映画は私に黒人映画のような印象を与えた。私のための映画だ。だからこのゴーストストーリーを黒人の視点から見た映画を作りたかったんだ」とコメント。本作では「アクアマン」のヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世がアンソニーを演じ、「キャプテン・マーベル」続編の監督に就任しているニア・ダコスタが監督を務めた。

「キャンディマン」は10月15日より全国ロードショー。

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(c)2021 Universal Pictures

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