「ゲット・アウト」「アス」の
1992年製作の同名ホラー映画をリメイクした本作は、米シカゴに実在した公営住宅カブリーニ=グリーンの都市伝説を描いた作品。そこでは鏡に向かって5回、
映像にはアンソニーの恋人ブリアンナの弟トロイが、カブリーニ=グリーンに伝わる恐ろしい都市伝説を語るシーンが収録された。切り絵で語られるのは、1992年に製作された「キャンディマン」のヒロインであるヘレン・ライルの物語。殺人を繰り返したヘレンが自らかがり火の中に入り焼死した約30年前の出来事が明かされる。
アメリカのメジャー映画で初めて黒人が主人公かつ敵役として登場した「キャンディマン」に感銘を受けたというピール。13歳だった劇場公開時を振り返り「子供の頃からホラーが好きだったけど、黒人のフレディ・クルーガーもジェイソン・ボーヒーズもいなかった。だから『キャンディマン』が登場したときはとても大胆でカタルシスを感じた。ホラー映画に黒人が登場する例はたくさんあるが、この作品は私にとって特に凶悪なものとなった」と語る。
自身が新たに手がけようと思った理由については「オリジナルの映画では、ヘレンの視点からキャンディマンの伝説を探っていた。しかし、あの映画は私に黒人映画のような印象を与えた。私のための映画だ。だからこのゴーストストーリーを黒人の視点から見た映画を作りたかったんだ」とコメント。本作では「アクアマン」の
「キャンディマン」は10月15日より全国ロードショー。
ジョーダン・ピールの映画作品
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語り継がれる30年前の都市伝説、新たな「キャンディマン」は黒人視点でアップデート(動画あり / コメントあり)
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