ドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」などで知られ、ラップを特技とする遠藤が演じるのは物語のキーパーソンとして仁を追い詰める孤高のラッパーKAI。遠藤は「思っているよりも下衆で汚い言葉も出てくるし、固唾を飲み込んで見守るようなシーンも多々ありますが、『汚くて美しい世界』を熊坂監督とカメラマンの南さんが作り上げてくださってます」と述べ、「仁を演じてくださった稲葉友さんには感謝してもしきれません。 撮影に入る前のアクションやラップの練習から一緒に役作りの時間を共有し、たくさんのアドバイスをくださり、僕達だけにしか演じることのできない仁とKAIが生まれました。稲葉さんがこの映画の座長を務めてくださり、本当に良かったです」と思いを語った。熊坂とラップ監修を担当した
なおmisoによるマンガ版「恋い焦れ歌え~R.I.P.~」の1、2巻が10月9日にコミックシーモアにて先行配信スタート。以降、各電子書店で順次配信となる。映画「恋い焦れ歌え」と同じ世界観を共有し、ハハノシキュウがラップ監修を手がけた同作は、全7巻を予定。KAIの視点で物語がつづられる。
「恋い焦れ歌え」は2022年春に公開予定。
※「恋い焦れ歌え」はR15+指定作品
遠藤健慎 コメント
「恋い焦れ歌え」にて、KAI役を演じさせて頂きました遠藤健慎です。
熊坂監督とは今年の3月に出会い、今回ご一緒させていただくのは2度目、役者として何がしたいか...成人という一種のターニングポイントで、これから先のことを悩んでいた僕は、この作品に出会えたこと、熊坂監督はじめ、スタジオブルー・フューチャーコミックスの皆様と作品作りに携われたことを幸せに思うばかりです。
本作では、主人公である仁を追い詰めていく役所になります。その中で生まれる素直な感情を出していいものなのかという葛藤やカットごとに変わっていく自分の感覚に戸惑いながら、稀に酔いしれたりもしてしまいながら何とかクランクアップまで漕ぎつきました。思っているよりも下衆で汚い言葉も出てくるし、固唾を飲み込んで見守るようなシーンも多々ありますが、「汚くて美しい世界」を熊坂監督とカメラマンの南さんが作り上げてくださってます。
そして、仁を演じてくださった稲葉友さんには感謝してもしきれません。撮影に入る前のアクションやラップの練習から一緒に役作りの時間を共有し、たくさんのアドバイスをくださり、僕達だけにしか演じることのできない仁とKAIが生まれました。
稲葉さんがこの映画の座長を務めてくださり、本当に良かったです。
最後に、この映画ではラップをしています。僕の学生時代から今に至るまで、「HIPHOP」は圧倒的に僕の大部分を占めています。そんなラップに少しでも皆さんの目に触れる部分で携われたことが幸せです。監修してくださったハハノシキュウさん、ありがとうございました。
できる全ては出してきました! どうかお時間があれば、劇場でメッセージがつまりに詰まったこの映画を観てほしいと願うばかりです。よろしくお願いします。
熊坂出 コメント
遠藤さんは、暴れん坊の子鹿のような役どころを見事に演じきってくださいました。暗闇の中で、巨大なスクリーンで、是非、遠藤健慎を体験して欲しいです。
miso先生の漫画もとても楽しみです。僕の原作に囚われず、自由に壊して創ってくださいとお願いしました。「恋い焦れ歌え」、漫画も映画もどうか宜しくお願い致します。
ハハノシキュウ コメント
僕は過去にアイドルオタクがアイドルに愛を伝えるMCバトルを主催したことがあります。参加者はもちろんラッパーではありません。ラップ未経験の人間がステージで追い込まれ、窮地に立たされ、絞り出した言葉で観客をロックした瞬間を目撃しました。あれは理屈を越えた感動でした。ダサい言い方ですがマイクが光って見えました。あの一瞬の輝きをフィクションの世界に閉じ込める、そのお手伝いをすることが僕の仕事だと思い、僭越ながら監修させていただきました。
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遠藤健慎の映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
稲葉友の主演作「恋い焦れ歌え」で遠藤健慎がトラウマを容赦なくえぐるラッパーに(コメントあり)
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