オリヴィエ・アサイヤス監督作「HHH:侯孝賢」デジタルリマスター版が9月公開

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オリヴィエ・アサイヤスが監督を務めたホウ・シャオシェンのドキュメンタリー「HHH:侯孝賢」のデジタルリマスター版が、9月25日より東京・K's cinemaほか全国で順次公開される。

左からオリヴィエ・アサイヤス、ホウ・シャオシェン。

左からオリヴィエ・アサイヤス、ホウ・シャオシェン。

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「HHH:侯孝賢」

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1997年に製作された本作は、映画監督が世界の巨匠にインタビューを行うフランスのテレビシリーズ「われらの時代の映画」の1編。台湾ニューシネマをフランスに紹介してきたアサイヤスが台湾を訪れ、当時「フラワーズ・オブ・シャンハイ」の脚本を執筆中だったホウ・シャオシェンに取材した。映画にゆかりのある土地を巡りながら、ホウ・シャオシェンは中国・広東省から台湾に移住した家族のこと、少年期の思い出、映画に懸ける思い、そして映画製作のプロセスについて語っていく。

「HHH:侯孝賢」

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「HHH:侯孝賢」

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チュウ・ティエンウェン(朱天文)、ウー・ニエンジェン(呉念真)ら台湾ニューシネマの重要人物たちのインタビューや「童年往事 時の流れ」「冬冬の夏休み」「悲情城市」「戯夢人生」「憂鬱な楽園」などの本編シーンも収録された。タイトルの「HHH」は監督の英語表記「Hou Hsiao Hsien」の頭文字に由来。アサイヤスは本作について「1人のアーティストのポートレートとして、ホウ・シャオシェンという人間その人、友人としての彼を収めたかった」と語っている。なおデジタル修復はフランス国立視聴覚研究所(INA)がアンスティチュ・フランセの協力を得て、アサイヤス監修のもと行われた。

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(c)AMIP-La Sept ARTE-INA-France 1997

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