「燃ゆる女の肖像」で知られる
「トムボーイ」は長編デビュー作「水の中のつぼみ」で高い評価を獲得したシアマが、「前作とは別の方法を試したい」という志のもと2011年に発表した長編2作目。低予算のインディペンデント作品ながら、本国フランスでは30万人を動員するヒットを記録した。ベルリン国際映画祭ではテディ賞審査員特別賞を受賞している。
本作はジェンダーアイデンティティの揺らぎを抱えながら少女として育ってきたロールが、引っ越し先で新たに知り合った友達に「ミカエル」と名乗り、男の子として過ごし始める物語。ロールは友達のリザからミカエルとしての自分に好意を抱かれていることに葛藤しつつも、距離を縮めていく。そして新学期が近づく夏の終わり、友人や家族たちとの間にも変化が訪れる。
ロール / ミカエルを演じたのは、オーディションで選ばれた
※記事初出時、誤解をまねく表現がありました。お詫びして訂正いたします
セリーヌ・シアマの映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
「燃ゆる女の肖像」監督が男の子として過ごす少女のひと夏描く「トムボーイ」9月公開
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