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本作はある事件によって医大を中退した、30歳目前の女性キャシーが繰り広げる型破りな復讐を描いた物語。昼はカフェ店員として働き、夜はバーやクラブで泥酔したふりをして自らに課したミッションを遂行するキャシーを
フェネルは「“女の子が好きなもの”を再利用して恐ろしいものを作りたかった」と話し、この作品をあえて鮮やかな色で彩ったという。さらに「女性はうまくいっていないときほど自分をきれいに着飾る」ともコメント。昼間のキャシーにはリボンが付いたものやギンガムチェックの服を着せ“私は元気”という雰囲気を作ったと語った。
またこのたび、衣裳を担当したナンシー・スタイナーが描いたスケッチ画が公開に。第23回全米衣装デザイナー組合賞(CDGA)で衣装デザイン賞(現代映画部門)を受賞したスタイナーは、これまで「ヴァージン・スーサイズ」「ロスト・イン・トランスレーション」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」などに参加した。スケッチにはコスチュームだけでなく背景も描かれている。
第93回アカデミー賞で脚本賞に輝いた「プロミシング・ヤング・ウーマン」は7月9日に東京・TOHOシネマズ 日比谷と大阪・TOHOシネマズ 梅田で先行公開。全国では7月16日にTOHOシネマズ 日比谷、東京・シネクイントほかで封切られる。
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「プロミシング・ヤング・ウーマン」監督がビジュアルの意図語る、衣装スケッチ画も公開
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