吹越満「なんのちゃんの第二次世界大戦」の魅力語る「想像からズレていく楽しい作品」

5

92

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 14 24
  • 54 シェア

なんのちゃんの第二次世界大戦」より、主演を務めた吹越満のインタビューコメントが到着した。

吹越満

吹越満

大きなサイズで見る(全18件)

「なんのちゃんの第二次世界大戦」ビジュアル

「なんのちゃんの第二次世界大戦」ビジュアル[拡大]

河合健が監督を務めた本作では、太平洋戦争の平和記念館設立を目指す市長と、それに反対する戦犯遺族の攻防が描かれる。記念館設立によってある人物の過去を改ざんしようとする市長を吹越が演じた。

吹越満

吹越満[拡大]

出演オファーを受けたときのことを振り返り吹越は「まずこのタイトルで大丈夫かと……(笑)。だけど、タイトルの不謹慎さに惹かれましたね。久しぶりに人間臭い普通の人のオファーでしたが、監督のやりたいことが明確ではっきりしているので、大丈夫だと思いましたね」と語る。続けて「戦争反対で世界平和をテーマとしている映画だと感じていましたが、後半にかけて映画の構成が崩壊していきます。撮影中もどうなるのかわかりませんでしたが、それがよかった。想像からズレていく楽しい作品だと感じています」と感想を伝えた。

吹越満

吹越満[拡大]

兵庫・淡路島でオールロケが敢行され、登場人物の8割は現地住民が演じた本作。吹越は「映画の撮影現場を楽しい経験にしてほしいと思っていましたね。カメラが回ってないところでも、そこは気を付けていました。素人の方と共演するのは、普段の演技とは違い、予想外のことが多くて、大変やりがいがありました」と回想し、「クランクインの前日に、声を掛けられた人たちと友達になって、急遽その夜に宴会になりましたね(笑)。お薦めのお店を教えてもらったり、大変楽しかったです!」と述懐する。

「なんのちゃんの第二次世界大戦」

「なんのちゃんの第二次世界大戦」[拡大]

最後に吹越は本作の見どころを「おそらく、皆さんがタイトルから想像する内容からは、どんどんズレていきます。面白いです。淡路島のおかしな人たちがわんさか出てきます」と紹介し、「とても変な映画ですが、大真面目な映画です! いい意味で裏切ってくれる作品ですので、どういう映画か想像してから劇場にお越しください!」と呼びかけた。

「なんのちゃんの第二次世界大戦」は5月8日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。

この記事の画像・動画(全18件)

(c)なんのちゃんフィルム

読者の反応

  • 5

横川シネマ @yokogawacinema

【なんのちゃんの第二次世界大戦】本日4日、広島最終日です。16:00開演。

吹越満「なんのちゃんの第二次世界大戦」の魅力語る「想像からズレていく楽しい作品」 https://t.co/4d0ApfBt70

コメントを読む(5件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 なんのちゃんの第二次世界大戦 / 吹越満 / 河合健 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。