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出演オファーを受けたときのことを振り返り吹越は「まずこのタイトルで大丈夫かと……(笑)。だけど、タイトルの不謹慎さに惹かれましたね。久しぶりに人間臭い普通の人のオファーでしたが、監督のやりたいことが明確ではっきりしているので、大丈夫だと思いましたね」と語る。続けて「戦争反対で世界平和をテーマとしている映画だと感じていましたが、後半にかけて映画の構成が崩壊していきます。撮影中もどうなるのかわかりませんでしたが、それがよかった。想像からズレていく楽しい作品だと感じています」と感想を伝えた。
兵庫・淡路島でオールロケが敢行され、登場人物の8割は現地住民が演じた本作。吹越は「映画の撮影現場を楽しい経験にしてほしいと思っていましたね。カメラが回ってないところでも、そこは気を付けていました。素人の方と共演するのは、普段の演技とは違い、予想外のことが多くて、大変やりがいがありました」と回想し、「クランクインの前日に、声を掛けられた人たちと友達になって、急遽その夜に宴会になりましたね(笑)。お薦めのお店を教えてもらったり、大変楽しかったです!」と述懐する。
最後に吹越は本作の見どころを「おそらく、皆さんがタイトルから想像する内容からは、どんどんズレていきます。面白いです。淡路島のおかしな人たちがわんさか出てきます」と紹介し、「とても変な映画ですが、大真面目な映画です! いい意味で裏切ってくれる作品ですので、どういう映画か想像してから劇場にお越しください!」と呼びかけた。
「なんのちゃんの第二次世界大戦」は5月8日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。
横川シネマ @yokogawacinema
【なんのちゃんの第二次世界大戦】本日4日、広島最終日です。16:00開演。
吹越満「なんのちゃんの第二次世界大戦」の魅力語る「想像からズレていく楽しい作品」 https://t.co/4d0ApfBt70