米ペンタゴン空軍省の職員スコット・ハフマンを主人公とする本作。ベトナム戦争における知られざる英雄ウィリアム・H・ピッツェンバーガーの名誉勲章授与の調査を始めた彼が、勲章の授与を30年以上も阻み続けた陰謀の存在に気付いていくさまが描かれる。「キャプテン・アメリカ」シリーズで知られるスタンがハフマンを演じ、退役軍人タリーに
映像にはハフマンのもとを訪れたタリーが「ピッツには最高位の名誉勲章を与えてほしい」と訴えるシーンを収録。「30年前の戦争だ。なぜ名誉勲章にこだわる」と言うハフマンに、「正しいことがなされていない」とタリーは返す。
「攻殻機動隊」シリーズなどで知られる
実話をもとに、
押井守 コメント
これは人間にとって「誠実な行為」とはなにかを問う映画です。
いまどきの日本では滅多に見かけない大真面目な映画です。
この御時世に真面目な映画は二の足を踏むかもしれませんが
こんな御時世だからこそお薦めしたい映画です。
ひとりの人間の「誠実な行為」というやつには確かに値打ちがあります。
久々にそう思わせてくれる映画でした。
笠井信輔(フリーアナウンサー)コメント
これは戦場の「海猿」だ! 日本における東日本大震災のように、それぞれの国に「決して忘れてはいけない出来事」がある。明らかになるのは自分の身を挺してでも人の命を救いたいという崇高な精神なのだ。
小堺一機 コメント
政権交代があったこの春に観るにふさわしい、これからのアメリカに継承してもらいたい人物と精神!
反体制のシンボルだったピーター・フォンダの遺作がこの作品であるのは、僕らの世代には感慨深い。
戸田奈津子(映画字幕翻訳者)コメント
ベトナム戦争が終結してほぼ半世紀。アメリカに残された傷痕が
今も根深いことをこの作品で知り、胸をえぐられる。
当時、若さの頂点にあった豪華男優陣たちの顔に、時の流れが見事に
刻まれていることにも思わず感動!
ピーター・バラカン コメント
戦争を体験していない者には分からない帰還兵の深い傷跡を、
多くの名優たちがリアルな演技で淡々と感じさせるとても誠意ある作品です。
村上龍(作家)コメント
「地獄の黙示録」よりも「ディア・ハンター」よりも「プラトーン」よりも、この映画が好きだ。誰もヒーローがいない。ヒーローはすでに死んでいる。リアルな戦闘シーンと、病いが支配する現代。幸福な結末が、痛々しい。
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押井守や村上龍がセバスチャン・スタン主演「ラスト・フル・メジャー」を称賛 - 映画ナタリー
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