妻夫木聡や長澤まさみ出演の「唐人街探案3」中国で公開初日に興収170億円超

旧正月初日にあたる2月12日に中国で公開された「唐人街探案3（原題）」が、封切り初日に約10億4200万元（約170億円）の興行収入を記録し、中国映画市場の単日興行収入記録を更新。さらに公開初日から本日2月16日までに、約31億3600万元（約512億円）の興行収入をたたき出す大ヒットを飛ばしている。

日本から妻夫木聡、長澤まさみ、染谷将太、鈴木保奈美、浅野忠信、三浦友和、六平直政らが参加した「唐人街探案3」は、チェン・スーチェンが監督と脚本を担当する「僕はチャイナタウンの名探偵」シリーズの3作目。東京を舞台にワン・バオチャン演じる唐仁とリウ・ハオラン演じる秦風の探偵コンビが、事件を解決していくさまが描かれる。トニー・ジャー、シャン・ユーシエン、チャン・ツィフォン、ロイ・チウ、チャン・チュンニンも出演。当初は2020年の旧正月に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受け、1年延期となっていた。

そのほか、2月12日の興行収入ランキングでは、約2億9700万元（約49億円）の「ニイ好，李煥英（原題）」が2位、約1億3800万元（約23億円）の「刺殺小説家（原題）」が3位にランクイン。1日の総興行収入は約17億3600万元（約283億円）に上り、中国映画市場の単日総興行収入記録を更新した。

なお「唐人街探案3」は中国映画史において最速で興行収入30億元（約490億円）を突破し、2月16日時点で歴代興行収入ランキング9位に。1位は約56億9361万元（約930億円）をたたき出した「戦狼／ウルフ・オブ・ウォー」となっている。

※「ニイ好，李煥英」のニイは、にんべんに尓が正式表記

（情報・写真提供：新浪）