「あのこは貴族」ロッテルダム国際映画祭に出品、監督が作品へ込めた思い語る

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門脇麦と水原希子の共演作「あのこは貴族」が第50回ロッテルダム国際映画祭のビッグスクリーンコンペティション部門にノミネート。海外版ビジュアルも解禁された。

「あのこは貴族」海外版ビジュアル

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「あのこは貴族」

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山内マリコの同名小説を原作とした本作では、都会で生きる2人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り開いていく姿が描かれる。主人公の箱入り娘・華子を門脇、地方から上京し自力で生きる美紀を水原が演じた。

ロッテルダム国際映画祭は、オランダの都市ロッテルダムで開催されるイベント。ビッグスクリーンコンペティション部門は、一般の映画ファンから選ばれた審査員がアワードを選出するもので、「あのこは貴族」は現地時間2月2日に上映される予定だ。

「あのこは貴族」

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映画祭への出品を「どんな反応があるか、今からとても楽しみです」と喜ぶ監督の岨手由貴子は、「階級はないとされている日本が、実は階級社会であるということを描いた映画」と本作を説明。「東京を舞台に、都会生まれのお嬢様と田舎から出て来た苦労人という、まったく違う環境を生きる2人の女性が、それぞれ与えられた階級に気づいて、そこを脱出する。自分の居場所を見つける。というのがテーマになっています」と映画に込めた思いを明かした。

「あのこは貴族」

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また、ロッテルダム国際映画祭のシニアプログラマーを務めるオラフ・メラーは「近年、『階級間対立』という題材を映画が適切に扱うことはほとんどなくなってしまったが、岨手監督は政治的に痛烈に描く手法をよくわかっている。観客は作り手の思想や信念を押し付けられることなく、題材についてより深く理解することができる。これこそ最良の『クラシック映画』と言えるのではないか。つまり、個性的でゴージャス。かつ、示唆に富んでいて、同時に楽しいのである」と本作を称賛している。

「あのこは貴族」は2月26日に全国で公開。

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(c)山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会

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