本作はヤクザとして生きる道を選んだ1人の男を、1999年、2005年、2019年という3つの時代にわたって描く物語。主人公・山本賢治を綾野、柴咲組の組長・柴咲博を
今回解禁となったのは、3部構成となる本作の第1章にあたる1999年パートより、山本が町を疾走するシーン。柴咲組と敵対する侠葉会の息の掛かった売人から覚せい剤を奪ったことで、山本は侠葉会のヤクザから全速力で逃走する。
最後に山本が車にはねられる場面は、舘が「3テイクもやったの?」と驚くほどリアルを追求した撮影だったようで、綾野は「けがをしないようにイメトレして臨んではいるものの、ひかれる瞬間は思った以上に車が重かった」と体を張った感想を伝える。スタッフによれば、現場では綾野がリーダーシップを発揮し、演出だけではなく、撮影中に転んだカメラマンのけがの手当てまで率先して行っていたという。
撮影を担当したのは「デイアンドナイト」や「新聞記者」など藤井作品に欠かせない存在であり、大学時代からの友人でもある
「ヤクザと家族 The Family」は1月29日に全国で公開。
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