綾野剛と舘ひろしが「ヤクザと家族」で共演、監督は「新聞記者」の藤井道人

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綾野剛舘ひろしの共演作「ヤクザと家族 The Family」の公開が決定した。

「ヤクザと家族 The Family」

「ヤクザと家族 The Family」

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「新聞記者」の藤井道人と河村光庸がそれぞれ監督とプロデューサーを務めた本作は、1999年、2005年、2019年という3つの時代を舞台とする物語。自暴自棄になっていた少年期に暴力団の世界へ足を踏み入れ、のし上がっていく男・山本賢治と、彼に手を差し伸べる柴咲組組長・柴咲博の姿を通して、現代社会におけるヤクザと家族の実像、その終焉を描く。

短気で暴力的だが一本気でもあり、“組織=ファミリー”と自身の“家族”の間で揺れ動く山本を演じた綾野は「母、親父、兄弟、愛した女。過去から現在、人権と時代。そしてこれからの未来を生き抜く子供たち。私達、藤井組は、その全てをひとつの映画に込めました」とコメント。身寄りのない山本を“家族”として迎える柴咲を演じた舘は、綾野を「訴えかける目力が素晴らしい。いつも作品のこと、役柄を深く考えており、役の中をリアルに生きている、そんな俳優さんだと思います。とても刺激をもらいました」と称賛する。

自らオリジナル脚本を執筆した藤井は「変わりゆく時代の中で排除されていく『ヤクザ』という存在を、抗争という目線からではなく、家族の目線から描いた作品です」と本作を紹介。「綾野さんのストイックな役への姿勢は、本作の脚本の世界を何倍にも広げてくれました」「舘ひろしさんは、僕のリクエストです。かっこよくて、でも愛嬌もある、優しい『父親像』を舘さんに託しました」と述べた。

「ヤクザと家族 The Family」は2021年に公開される予定。撮影は静岡県の沼津市、富士市、裾野市などで行われた。

綾野剛 コメント

渾身の作品が生まれました。
現場では今までに感じた事の無い鼓動の連続で、毎日が走馬灯のようでした。
果てしなく目を背けたくなるような残酷さと、その体温を永遠と抱きしめ続けたくなるような心地よさ。
これが“家族”なのかと。
母、親父、兄弟、愛した女。過去から現在、人権と時代。そしてこれからの未来を生き抜く子供たち。
私達、藤井組は、その全てをひとつの映画に込めました。
幾度もの難関にも映画は私達を見放さず、見つめ続け、救ってくれた。映画は私達にとって最後の“家族”です。
スタッフ、キャスト、家族のみんなで乗り越え導き出した愛の結晶。それが「ヤクザと家族 The Family」です。
どうか、どうか。家族を大切に。

舘ひろし コメント

「ヤクザ」という題材で家族の愛を描いた作品(脚本)に、大変興味を持ちました。
藤井監督は感情表現を繊細に演出し、俳優スタッフが一つとなり、丁寧に作品を作り上げていきます。
その姿勢に感銘を受けました。
綾野剛さんは、訴えかける目力が素晴らしい。いつも作品のこと、役柄を深く考えており、役の中をリアルに生きている、そんな俳優さんだと思います。とても刺激をもらいました。「ヤクザと家族 The Family」どうぞ、ご期待ください。

藤井道人 コメント

「新聞記者」の撮影が終わり、河村プロデューサーと僕が次に選んだ題材は「新しいヤクザ映画」でした。前作同様、難産ではありましたが、変わりゆく時代の中で排除されていく「ヤクザ」という存在を、抗争という目線からではなく、家族の目線から描いた作品です。綾野剛という唯一無二の俳優とこの作品を一緒に作れたこと、舘ひろしさんをはじめとする素晴らしいキャスト、スタッフと「ヤクザと家族」という映画を作り上げたことを誇りに思います。是非、公開まで楽しみにしていてください。

キャストの選定について

河村プロデューサーと話して、主人公の山本という役は綾野剛以外考えられない、という共通の認識でした。20年の役を生きる山本という役は、その時代を象徴するかのように様々な繊細な感情を表現しなければならなかったからです。綾野さんのストイックな役への姿勢は、本作の脚本の世界を何倍にも広げてくれました。
柴咲組の組長を演じた舘ひろしさんは、僕のリクエストです。かっこよくて、でも愛嬌もある、優しい「父親像」を舘さんに託しました。舘さんには撮影時本当にたくさんのことを教えていただき、僕の監督人生の大きな財産の一つとなりました。

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