「サラバ静寂」「転がるビー玉」の
主人公・カオルと“異物”との出会いから1年後を描く不条理コメディ「消滅」は、「異物」「適応」「増殖」の“あるもの”を受け継いだ物語。「異物」の
小出は「何者でもなかった私を役者として良い意味で崖から突き落としてくれた宇賀那監督、スタッフの皆さん、キャストの皆さんに心から感謝します」、田辺は「4章が繋がった先にあるものとは、私が演じた『女の客』とは、是非その身で目撃してください」とコメント。宇賀那は「ついに『異物』の完結編、『消滅』を撮り終わってしまいました。寂しい…。平等に不平等な世界で生きる僕たちへの想いを本作に込めました」とつづった。
なお「異物」はスウェーデン、フランス、イラン、アメリカなど海外の映画祭で入選。ブラジルのCrash-International Fantastic Film Festivalでは最優秀賞に輝いた。「適応」はアメリカのPlanet 9 Film & Art Fest、イギリスのLondon Lift-Off Film Festivalに入選した。
小出薫 コメント
前作の撮影から1年。「異物」が様々な海外の映画祭に入選し、驚きと喜びが溢れる中私はまた“あいつ”と再会しました。何者でもなかった私を役者として良い意味で崖から突き落としてくれた宇賀那監督、スタッフの皆さん、キャストの皆さんに心から感謝します。目まぐるしく変化する世界の中で、この映画を通して国や言語を超える何かが、誰かの心に届きますように。“あいつ”はきっと貴方の隣にもいます。
田辺桃子 コメント
完成されていた「異物」「適応」を拝見して、どんどん惹き込まれていくこの物語に自分が参加できることがとても光栄に思っています。第4章「消滅」では私自身も初めて体感した温かさがカメラに映っていると思います。4章が繋がった先にあるものとは、私が演じた「女の客」とは、是非その身で目撃してください。
宇賀那健一 コメント
ついに「異物」の完結編、「消滅」を撮り終わってしまいました。寂しい…。平等に不平等な世界で生きる僕たちへの想いを本作に込めました。「異物」の後、小出薫さん演じるカオルはどう変わったのか。田辺桃子さんはどんな役で登場するのか…。“あいつ”はどうなったのか…。「消滅」をお楽しみに!!
おおとも ひさし @tekuriha
宇賀那健一の不条理コメディ短編3作から劇中カット到着、続編「消滅」も発表 - 映画ナタリー
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