石原さとみ主演ドラマ「人生最高の贈りもの」父親役は寺尾聰、夫役は向井理

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石原さとみが主演を務めるドラマスペシャル「人生最高の贈りもの」の新キャストが明らかに。寺尾聰向井理勝地涼キムラ緑子角野卓造が出演する。

左上から時計回りに寺尾聰、向井理、角野卓造、キムラ緑子、勝地涼。

左上から時計回りに寺尾聰、向井理、角野卓造、キムラ緑子、勝地涼。

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「人生最高の贈りもの」

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岡田惠和が脚本を担当した本作は、余命宣告を受けた1人の女性と彼女を取り巻く家族の絆を描いたドラマ。物語は自身の余命がわずかであることを知った主人公・田渕ゆり子が、父親が1人で暮らす東京の実家に帰省するところから始まる。テレビ東京のドラマ初主演の石原がゆり子を演じるのは既報の通り。

このたび寺尾が、ゆり子の父親で元大学講師の翻訳家・笹井亮介を演じることが明らかに。妻に先立たれてから、東京・鬼子母神堂の裏手に佇む小さな洋館に1人で暮らしている人物だ。親密な関係を築いてこなかったゆり子の突然の帰省に戸惑いながらも、ともに生活をし始める。

寺尾は「台本を読んでみて、俳優という仕事をしていてもそうしょっちゅう出会えるわけじゃない、10年に一本出会えたらラッキーだというくらい良いシナリオで、久しぶりに鼻をすすったし、読みごたえを感じました。いま日本で本当にトップ中のトップの岡田惠和さんという作家と仕事ができるのが嬉しいです」と出演の喜びを語った。

そのほか亮介の元教え子であるゆり子の夫・田渕繁行に向井、締め切りを守らない亮介に頭を抱える担当編集者・野村に勝地、亮介の近所に住む原口光代にキムラ、亮介が本音を吐露できる古くからの友人・田辺正一に角野が扮した。キャスト陣とプロデューサーを務める田淵俊彦によるコメントは下記の通り。

「人生最高の贈りもの」は1月4日20時よりテレビ東京系でオンエア。60年近いキャリアを誇る石橋冠が演出を担当した。

新春ドラマスペシャル「人生最高の贈りもの」

テレビ東京系 2021年1月4日(月)20:00~21:54

寺尾聰 コメント

台本を読んでみて、俳優という仕事をしていてもそうしょっちゅう出会えるわけじゃない、10年に一本出会えたらラッキーだというくらい良いシナリオで、久しぶりに鼻をすすったし、読みごたえを感じました。いま日本で本当にトップ中のトップの岡田惠和さんという作家と仕事ができるのが嬉しいです。そして、石橋冠(監督)という、日本のテレビドラマ界で特質すべき素晴らしい監督とこの作品で再会できた事も非常に嬉しく、この作家(岡田)とこの監督(石橋)のタッグと考えたときに、どんな役でもこのドラマに出たいなと思ったし、僕にとっていろんな意味で他の作品とはちょっと違う思いが込められています。石原さんは以前から、「どんな女優さんかな?」と注目していたので、今回初共演で親子役と聞いて、一緒に芝居をできることを楽しみにしていました。実際にやってみると、とてもよかった。表情も豊かで、演技も自然だった。やってるうちに「本当の父娘」のような気がしてくるほどでしたね。特番ドラマという限られた時間や制約がある環境下で、「余命幾ばくもない娘とその父親」という、胸を鷲掴みにされるような状況や「親子」の絆をどう表現したらよいか難しくもありましたが、見てくれる人の胸をギュッと掴む演出をしてくれる石橋監督に応えるように私たち俳優陣も精一杯演じたので、お客さんの期待にこたえられるだけのものができあがるというふうに確信しています。このドラマを見たドラマファンのお客さんに、作品のタイトル通り「これが最高の贈りものですよ」って渡したいな、そんな風に思えるドラマです。

向井理 コメント

はじめて台本を読んだとき、少しファンタジーのような印象で、現実的な話なのにどこかメルヘンチックな感じがしました。視聴者のみなさんに、お芝居を通して親子の関係や夫婦の関係、それぞれの関係を伝え、この作品の何か不思議なあたたかさを感じてもらえたらいいなと思います。僕は見るのもお芝居するのも今回のようなヒューマンドラマが好きなので、その分難しかったです。ただ台本を読んでいけば成立するものじゃなくて、いろんなシーンの積み重ねで出来上がるものなので、本当にチームプレーだなと思いました。石原さんとご一緒するのは初めてだったんですが、本読みの時から話しやすいと感じていましたし、不安はあまりなかったです。とても説得力のあるお芝居を自然にされていて、僕自身も自然と田渕繁之を演じることができました。

勝地涼 コメント

脚本・岡田さんの書くセリフ、設定も含め、全キャラクターが愛すべきキャラクターで、こういうことって忘れてはいけないなと感じるものが詰まってる作品です。石橋冠監督という伝説の監督とご一緒できることもそうですし、この作品に関わることができて嬉しく思います。監督は本当にドラマというものが好きで、芝居というものが好きでいらっしゃるんだなと感じました。全スタッフに対してもそうですけど、ひとつのカットに対しても役者にたいしても、全部に愛情を持っていらっしゃるから、現場は常に幸せな時間でした。野村を演じるにあたっては、面白いセリフもいっぱいあるけれど笑わせるのではなくて、ほっこりするような、箸休め的な存在になれればと心がけたつもりです。笑いのバランスは難しかったですが、野村と緑子さん演じる光代さんとの掛け合いを楽しんでほしいです。この懐かしいホームドラマ感を多くの方に届けたいと思います。ドラマでは描かれていない部分のいろんなエピソードを知りたくなるような、2時間だけではもったいない、ほんとに贅沢なドラマです!

キムラ緑子 コメント

はじめて台本を読んだとき、こんな優しさってあるのかなってくらいの「超がつく」優しさを感じて、本当にいいお話だなと思いました。ちょっと胸が痛いけどいい痛さというか、、、。ご覧くださる方が大切な誰かのことを考えたり思い出したりする時間になればいいなと思います。(出演者が)少人数のドラマで、さとみちゃん、勝地くん、寺尾さんとたっぷり共に居られたことが嬉しかったし、寺尾さんのお宝体験談を聞かせてもらえることも幸せな時間でした。石橋監督は初めてお会いしましたが、やさしくてチャーミングで愛あふれる監督さんだと思いました。お会いできて良かったです。またご一緒できたら嬉しいです。

角野卓造 コメント

最近、心温まるというか、本当に心に染みてくるドラマがあんまりないような気がするので、こうした作品に参加させていただくのはとっても嬉しいことです。
出演者はそんなに多くないし、割と語らない、本音をすぐに言ってしまわないところにこのドラマの良さがあるなと思います。そこが大好きなので、そういったところを楽しんでいただければと思います。私はそういうタイプの人間ではありませんが、、、(笑)。

田淵俊彦 コメント

愛しくてせつない「父と娘」の会話、表情を楽しんで頂きたい。
私には娘がいる。その娘に最近、疎まれているのではないかと恐れている。小学生の頃まではハグしても平気で、逆に喜んでくれていたのに……もしかしたら嫌われているのではないか……そんな被害妄想は日々膨らむばかりだ。そんな父親は世の中に多いのかもしれない。ゆり子の「お父さん、私のこと苦手だから」は、我が家では「お父さん、私のこと本当に好きなの?」である。亮介がつぶやく「ダメな父親だ」「情ない」は、娘との会話をしくじった時に私が思うそのままだ。ゆり子は「父親に『お前ならできる! 頑張れ!!』と言ってほしかった」と訴えるが、そんなことを言ったら「嫌味だ」と思われるのではないかと深読みしてしまう。「私はこれからいい父親になれるのかな……」と嘆く亮介に「なれる! 大丈夫」と自分自身に言い聞かせるように心の中で答えている。このドラマにはそんなリアルでせつない父娘の会話が散りばめられていて、身につまされる。それでいて、なぜかとっても愛しくあったかな気持ちになる。それは間違いなく岡田脚本のマジックではあるが、寺尾聰さんの亮介にはその「マジック」を「奇跡」に変えてしまうほどの力がある。今回のドラマの大きな見どころの一つは石原さとみさんの「泣き笑い」の顔だが、それに応える寺尾さんの表情が変幻自在で素晴らしい。またそんな父と娘を取り巻くキャストの皆さんが見事である。父娘を見守るような向井さんの感情を抑えた表現。キムラさん、勝地さん、角野さんのそれぞれの役柄の持ち場を充分に理解し、最大限に表現する職人芸のような至極の演技。新しい年の幕開けに、じっくりと堪能していただきたい。

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