CS映画専門チャンネル ムービープラスでドキュメンタリー番組「ジェームズ・キャメロンのSF映画術」が日本初放送されることを記念して、オンライン開催されている「東京コミックコンベンション2020(東京コミコン2020)」内で本日12月6日にトークショーを実施。
同番組は
好きなSF映画を問われた森崎は「最近観た作品の中であれば、中国の『流転の地球』と『上海要塞』ですね。ハリウッドでしか観たことのないような画作りで、ここまでアジアは来ているんだ!と思いました」と述べる。それを受けた松崎は「『流転の地球』はハリウッドでもヒットしている。海外のマーケットを見据えて作ると、製作費も潤沢になるんですよね」と述懐した。
「レディ・プレイヤー1」でハリウッドデビューを果たした森崎。「番組の中で『E.T.』の撮影風景が観られるんですが、本番が回っててもスティーヴンは役者に声を掛けてる。それを僕も現場で経験したので、昔から作り方が変わらないんだなと思いました」と笑顔に。それを受けた松崎は「アフレコだからそれができるんですよね」と説明した。
イベント中盤には森崎が一緒に仕事をしたい俳優と監督を問われる場面も。彼は「共演したい俳優はウィル・スミスさん。『幸せのちから』という映画を観たときに、この人と芝居をしたいと思ったのを覚えています。監督ならウディ・アレン。クリストファー・ノーランともお仕事をしてみたいですね。彼の言っていることがどれだけ僕に理解できるのか? 新しいウィンを出せるのではと気になります(笑)」と語る。
トークショーの最後に森崎は「この番組では映画の裏側を知ることができる。得した気分になります。レジェンドの言葉は理解できないものが多いのかな?と思っていたんですけど、すっと入ってくる。なおかつ、そこからいろいろ考えることができます」と魅力を伝えた。
なお、イベント終了後に、森崎は記者会見に出席。「あなたにとってコミコンとは?」という質問が飛ぶと森崎は「ファンタジーの世界に飛び込むことができる場所ですね。今回はお客さんは入っていませんが、今日幕張メッセに入った瞬間、違う世界に来たような感覚になりました」と回答。続いて、「流転の地球」「上海要塞」からアジアならではのものを感じたかと問われた森崎は「ハリウッド映画だと普段見慣れない風景が広がっている。でも、アジアの映画なので背景は屋台だったり、身近な画なんですよね。ハリウッドに負けないぐらいの画作りと、身近に感じられる風景のギャップが面白いなと思いました」と感想を述べた。
今後の俳優としての展望を尋ねられると森崎は「ハリウッドの作品に出させていただいて、すごくうれしいですが、でもまだ1本。オファーがたくさん来ているわけではないというのがリアルな現状です。ですから勘違いしたりおごったりはしてないです」と真摯に口にし、「僕はミャンマー出身で、日本でエンタテインメントに出会った。アジアにルーツがあるんです。だからアジアから世界に向けて発信するのが1つの夢です」と意気込んだ。
ジェームズ・キャメロンのSF映画術
CS映画専門チャンネル ムービープラス 放送中 毎週金曜 23:30~
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