本作の舞台は、魔女狩りを描く映画の撮影現場。監督、女優、プロデューサー、撮影監督などの思惑が交錯し、事態が次第に収拾のつかないカオス状態へと陥っていくさまが描かれる。「ニンフォマニアック」の
写真には、もだえ苦しみ顔を隠すベアトリスと柱に縛り付けられたシャルロットのほか、撮影前の2人の会話シーン、魔女が火あぶりにされる場面などが切り取られている。
ノエは本作について「おとぎ話のような映画で光が切られる、それは神が望んだため。光は私たちを第2状態にし、ストレスを感じさせます。まるで突然シャーマン体験に陥るようです」とコメント。「学校で歴史の授業を受けるように映画館に行くことはありません。日常を忘れるために行くのです。映画を撮ることは、まるでオズの魔法使いのようです。想像し得るあらゆることを使って夢を信じさせることです」と語った。
「ルクス・エテルナ 永遠の光」は特集上映「のむコレ2020」の1本として11月20日より東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋で上映。なお配給元は「光に対して敏感なお客様がご覧になられた場合、光の点滅が続くなど、光感受性反応による諸症状を引き起こす可能性のあるシーンが含まれております。ご鑑賞いただく際には予めご注意ください」と鑑賞上の注意を促している。
ギャスパー・ノエの映画作品
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tAk @mifu75
「ルクス・エテルナ」場面写真が到着、ギャスパー・ノエのコメントも https://t.co/AVnx5gLsA9