本作は東京を舞台に、4組の男女が過ごす時間をつづった物語。音楽を作る恋人と暮らす女性の1年間、愛し合いながらも離れては思い合う女性同士の数年間、運命の相手を探す男と毎日を気ままに生きる女の1日、終電後に出会った男女の一夜が、30名にも及ぶ若手俳優の共演によって描き出される。出演には
平波は自身の監督作を発表する一方、助監督として今泉力哉や宇賀那健一、山本政志や頃安祐良といった監督の現場に参加し、商業とインディーズの垣根を越えて活動を続けている。本作は平波にとって「イースターナイトメア~死のイースターバニー~」以来、4年ぶりの劇場公開作品となった。
脚本も手がけた平波は「この作品を撮ったのはもう3年前になります。『ビリーバーズ』というタイトルは、今この世界で何の疑いもなく暮らしている人たちを揶揄する意味を込めてつけました」と明かす。そして「何もかも変わってしまった2020年、映画の中の彼らが生きていた世界はもう無くなってしまったように思います。当たり前のことはもはや当たり前ではなくなり、諦めることや失うことばかりが増えてしまいましたが、それでも、彼らが生きる時間と物語を、小さな願いとして届けられることを、僕はとても嬉しく思っています」とコメントしている。
ゆうた @yuta1009
平波亘の4年ぶり劇場公開作「the believers」、4組の男女それぞれの時間つづる(動画あり / コメントあり) https://t.co/fXRKox5QGX