亀梨和也「事故物件」に入り込んだ謎の声に言及「あのシーンは寄って来る要素がある」

「事故物件 恐い間取り」の舞台挨拶が本日9月9日に東京・丸の内ピカデリーで行われ、キャストの亀梨和也（KAT-TUN）、奈緒、瀬戸康史が登壇した。

松原タニシによる同名ノンフィクションを中田秀夫が映画化した本作。9月9日時点で興行収入11億円、観客動員数85万人を記録している。

本日のイベントは「満員御霊お清め舞台挨拶」と銘打たれた。公開後の反響について、亀梨は「4軒目の事故物件に関していろいろな意見をもらって。『まさかああなるとは』『めちゃくちゃ面白いね』『めちゃくちゃ怖いね』という人がいました。ホラー好きの方、苦手な方、初めてホラーを観にいく方のいろいろな感想がある映画って面白いですよね」とコメント。また奈緒は「高校生のときの友達から『奈緒がクロちゃんのメイクを直しててウケた』と言われたり、映画でご一緒している共演者の方が観に行ってくれたり。広がっているなと思いました」、瀬戸は「『亀梨さんの表情に鳥肌が立った』『奈緒ちゃんが怖かった』『瀬戸康史、線香フーフー面白かった』ってね。僕、怖い要員じゃないんですかね？ いろいろやったんですけどね（笑）」と周囲の反応を明かした。

あるシーンで「助けて」という声が聞こえると、SNS上で話題になっている本作。「映画の中で言ってるんじゃなくて、会場に（霊が）いる説あると思うんですよね」と奈緒が言うと、亀梨は「その節あるよね！ 朝一で観に行った友達が『鈴の音がずっと聞こえた』って言ってて、うわーって思いましたね」と応じる。さらに亀梨はそのシーンの撮影を振り返りながら、「あの日はタニシさんがいらっしゃったんですけど、ホラー界の方も何人かいらっしゃっていたんですよね。そういう意味でもあのシーンは（霊が）寄って来る要素があるなと思います」と語った。

イベントでは、日蓮宗寺院の導師を迎えてお祓いも行われた。無事にお祓いが終わると、亀梨は「実話をもとに作られるということで、覚悟を持って作品と向き合わさせていただきましたし、実際にこうしてたくさんの人に楽しんでいただけてよかったなと思います」と心境を口にする。その後は盛り塩と樽酒による“お清め鏡開き”も実施され、亀梨が「中田監督もよくおっしゃる新感覚の“恐ポップ”である本作ですが、まだまだ暑い日も続くと思いますので、この映画を観て涼んでいただければなと思います」とメッセージを送り舞台挨拶を締めた。

「事故物件 恐い間取り」は全国で公開中。