第10回日本シナリオ大賞で佳作を受賞した原案を映画化した本作。京都・西陣を舞台に、バイク事故による頚椎損傷で首から下の自由を失った男・俊作と、彼のへルパーとなった盲目の女・華恵の純愛が描かれる。俊作を永瀬、華恵を土居志央梨が演じた。
2018年公開の「Vision」で共演し、永瀬がカメラマンを務めた岩田の写真集「Spin」でも親交のある2人。岩田は「ハンディキャップを背負った世界で、大きな喪失感を心に抱えたまま生きるふたりが共鳴してお互いを守り合って愛を築いていく姿は、ただただ尊く美しかったです」と本作を称賛し、「いまや社会問題でもある介護問題についても改めて深く考えさせられる、とても意義のある作品だと思います」と感想を述べた。
原作・脚本を松下隆一が手がけ、
岩田剛典 コメント
全身麻痺の男性と彼を介護する盲目の女性。
今まで当たり前に出来ていたことが出来なくなり、辛い現実を受け入れられず自暴自棄になり心を閉ざしてしまうリアルな描写には深く考えさせられました。
ハンディキャップを背負った世界で、大きな喪失感を心に抱えたまま生きるふたりが共鳴してお互いを守り合って愛を築いていく姿は、ただただ尊く美しかったです。
いまや社会問題でもある介護問題についても改めて深く考えさせられる、とても意義のある作品だと思います。
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京都シネマは2024年11月22日から、第七藝術劇場では2024年11月16日から
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