「パブリック」エミリオ・エステヴェスがコロナの影響語る「時代ものが増えるかも」

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パブリック 図書館の奇跡」より、製作、監督、脚本、主演を兼任したエミリオ・エステヴェスのコメントが到着した。

「パブリック 図書館の奇跡」メイキング写真より、エミリオ・エステヴェス。

「パブリック 図書館の奇跡」メイキング写真より、エミリオ・エステヴェス。

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「パブリック 図書館の奇跡」新場面写真

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本作では、記録的な大寒波に見舞われた米オハイオ州を舞台に、公共図書館を占拠した約70人のホームレスと、騒動に巻き込まれた図書館員スチュアートの奮闘が描かれる。エステヴェスとジェナ・マローンが、図書館員のスチュアートとマイラをそれぞれ演じた。

「パブリック 図書館の奇跡」メイキング写真

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本作の製作のきっかけは、ソルトレイクシティ公共図書館で勤務経験のあるチップ・ウォードが2007年につづったエッセイ。そこで図書館がホームレスのシェルターとなっている現状などを知ったエステヴェスは、リサーチのためにダウンタウンの公共図書館で人々を観察するようになった。彼は当時のことを「だいぶ足を運んだときに、常連のホームレスが自分に対して『いつもいるな』と信頼し始めてくれて。どうやって自分が路上生活者になったかということから話をしてくれるようになった」「彼らとの会話や図書館で過ごした時間は得難い価値があったと思う」と振り返る。

「パブリック 図書館の奇跡」メイキング写真

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世界で広がる新型コロナウイルス感染拡大による危惧を「劇場で映画が見られなくなること」と語るエステヴェス。現在製作中である「飛べないアヒル」のリブート版に参加していたという彼は「バンクーバーで撮影していたけど、コロナ禍で中座している状態で、いつ再開するのかまだ目処が立っていない。特にアメリカは日本よりもコロナの感染拡大が抑えられていないので、果たしてどうなるかという感じだよ」と明かす。また「ヤングガン」リブート版への参加も決まっているというエステヴェスは「現代ものを作るとコロナのことに触れざるを得なくなる。でも時代ものだったらコロナなんかない世界でストーリーが展開する。もしかしたら、時代ものが増えるかもなあ」とコメントした。

最後に日本の観客に向けて、エステヴェスは「私たちは社会的に弱い立場にいる人だったり、ホームレスだったり、肌の色が違う人だったり、声なき者に対して『こういうストーリーがあるんじゃないか』と勝手に思い込んでしまうんだ。でも、それは間違っていることが多いので、その人のストーリーを勝手に作らないでほしい」とメッセージを送った。

「パブリック 図書館の奇跡」は、7月17日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次ロードショー。

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