図書館員、ホームレスと武装警官が一触即発？「パブリック」予告解禁

エミリオ・エステヴェスが製作、監督、脚本、主演を兼任した「パブリック 図書館の奇跡」の公開日が7月17日に決定。予告編とビジュアルも到着した。

ある新聞記事に着想を得たエステヴェスが、およそ11年の歳月を費やして完成させた本作。公共図書館を占拠した約70人のホームレスと、騒動に巻き込まれた図書館員・スチュアートの奮闘が描かれる。

YouTubeで公開された予告編は、さまざまな来館者に翻弄されるスチュアートの姿でスタート。その後、記録的な大寒波が到来し、ホームレスの人々が生き延びるために図書館のワンフロアを占拠する。彼らの苦境を察したスチュアートは行動をともにすることを決意し、バリケードで出入り口を封鎖。しかし“代わりの避難場所”を求める平和的なデモのはずが、メディアのセンセーショナルな報道などによって大事へ発展していく。終盤には武装した警察官の姿も切り取られた。

「パブリック 図書館の奇跡」は、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。エステヴェスのほか、アレック・ボールドウィン、テイラー・シリング、クリスチャン・スレーター、ジェフリー・ライト、ジェナ・マローン、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、チェ・“ライムフェスト”・スミスもキャストに名を連ねた。