東京の映画館・シネクイントの存続応援プロジェクト「20年間生き残ってきた渋谷のミニシアターより涙のお願いです。」が、クラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」で本日6月12日19時に開始された。
2016年の一時閉館や2018年の復活オープンなどを経て、渋谷の街で約20年間営業してきたシネクイント。このたび新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、クラウドファンディングに踏み切った。劇場では、約2カ月間にわたる完全休業期間で多額の赤字が発生。また再開後も営業時間の短縮や、1席ずつ間隔を空けてのチケット販売により、当面の間はこれまでと同等の売上を維持できない状況が続くと予想される。
今回はリターンとしてトートバッグやTシャツなどのオリジナルグッズ、映画上映前のスクリーンに支援者として名前が映し出される権利、シネクイントまたはWHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)で使える映画鑑賞チケットのセットなどが並んだ。またシネクイントのスクリーン2を3時間限定で貸し切りにできるコースも登場。支援金は賃料や水道光熱費、人件費、新型コロナウイルス感染拡大を防止するための備品代として使われる予定だ。
クラウドファンディングの募集は8月2日23時59分まで。目標金額は150万円だ。
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映画ナタリー @eiga_natalie
シネクイントがクラファン開始、鑑賞券セットやスクリーン貸し切りコースなど
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