兎丸愛美と大門嵩のダブル主演作「『16』と10年。遠く。」が支援者募集

兎丸愛美と大門嵩が主演を務めた長編映画「『16』と10年。遠く。」のクラウドファンディングが、MotionGalleryで行われている。

東京と新潟・南魚沼市を舞台とした本作で描かれるのは、2つの時間軸からなる10年越しの物語。中学3年生の冬に両親が他界し、地元の大地主に養子として引き取られた雪那は、高校生活が始まると同時に学校を休みがちになる。彼女の異変に気付いた幼なじみの同級生・馨は、雪那を取り巻く現実を知り自分の無力さに苛まれていた。そして16歳の夏、田舎町を少し外れた夕暮れの道路で、雪那は交通事故に遭う。病院に駆け付けた馨が目にしたのは、記憶を失った彼女の姿。それから10年の歳月が経った冬の東京で、馨は偶然雪那と再会し、ある1つの嘘とともに故郷へ帰る。

雪那役の兎丸、馨役の大門のほか、三江彩花、森脇なな、金子寧々、奥居元雅、ぱいぱいでか美、森恵美が出演。「17歳の音。夏のむかえ。」のBacklight Film Co.が制作を担当した。監督と脚本を担当したのは川延幸紀。

劇場公開に向けての宣伝および映画祭出品を支援するクラウドファンディングの目標金額は100万円で、7月24日に締め切られる。リターンとして撮影現場の写真集、監督やキャストのサイン入り台本、関係者向け試写会および打ち上げへの参加権などが用意された。