「カランコエの花」の
中川や今泉力哉を輩出してきた映画学校・ニューシネマワークショップ(NCW)が明日2月15日から21日まで東京・K's cinemaで開催するニューシネマウィーク東京 2020。2作品は同映画祭でスクリーンにかけられる。
ニューシネマウィーク東京 2020
2020年2月15日(土)~21日(金)東京都 K's cinema
中川駿 コメント
「サンキューフォーカミング」について
すごく丁寧に人物描写をする繊細さを持ちつつ、時にはバッサリ説明描写を省いてグイグイと物語を進めていく力強さも見せてくれた吉田監督。時に理性的に、時に感情的に振舞うヒロインの芽衣の姿とリンクして、きっと芽衣は吉田監督の投影なんだろうなと感じました。きっとこの作品は吉田監督じゃなければ作れなかっただろうなと思います。そしてそれを見事に体現したぎぃ子さん。どこか親近感の湧くルックスで観客をリラッ クスさせつつ、時折見せる表情にハッとさせられる、不思議な魅力にやられました。
「BOY」について
ラストシーンで語られる台詞の内容に「あぁ…わかるわ」とチクチクきました。そうなんですよね、男って。いくつになっても「BOY」なんですよね。そうならないように気をつけてはいるんですけどね…(笑)。そんなことを説教臭くなり過ぎず、コミカルに伝えてくれるエンターテインメント作品でした。あと、広瀬翔子役の大咲レイナさん。めっちゃハマってました。大咲さん自身の個性がすごく役に効いてました。それを引き出した籔下監督、すごいっす。
おおとも ひさし @tekuriha
「カランコエの花」中川駿が「サンキューフォーカミング」「BOY」を称賛 - 映画ナタリー
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