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ゆうばりで観客賞受賞、渡辺いっけい主演の「いつくしみふかき」予告編

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ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で観客賞にあたるゆうばりファンタランド大賞を受賞した「いつくしみふかき」の予告編が、YouTubeで公開された。

互いに実の親子だとは知らないまま共同生活を始めた、広志と進一の姿を描く本作。広志を渡辺いっけい、進一を遠山雄が演じ、平栗あつみ榎本桜、小林英樹、こいけけいこ、のーでぃ、黒田勇樹三浦浩一眞島秀和塚本高史金田明夫らがキャストに名を連ねた。

このたび、三浦と塚本のコメントが到着。北大路欣也内藤剛志斉藤由貴田辺誠一本田博太郎床嶋佳子塙宣之ナイツ)、映画プロデューサーの椎井友紀子、映画評論家の塩田時敏、シネマスコーレ副支配人・坪井篤史の応援コメントも届いた。

大山晃一郎が監督を務めた「いつくしみふかき」は2月14日から長野・飯田トキワ劇場および飯田センゲキシネマズ、21日から愛知・イオンシネマ豊川で先行上映。4月17日から東京・テアトル新宿などで公開される。

三浦浩一 コメント

映画も舞台も最初の5分が勝負だと思っている。
「いつくしみふかき」何だ、この吸引力は! 5分どころか、最後まで持っていかれた。
大山監督の映像センスの良さ、いっけいさん、遠山君を始め他の俳優さん達も勿論たまらなくいい! 地元のエキストラの方たちのパワー、存在感も凄かった。故郷での撮影を企画した遠山君の情熱が伝わったのだろう。本カメラ照明録音美術、音楽編集効果衣装メイク、記録さん、他すべてのスタッフ、どれも一級品だ!
自分がお世話になった作品をアーだコーだ言うのは、まったく好きではない。
でも、言わずにはいられなかった。
大山監督、遠山君、今度は俺と一緒にカンヌの赤絨毯を踏もうぜ!!

塚本高史 コメント

親子の血の繋がりというのは凄いし怖いですね。この作品の中で自分が出ている場面は、楽しんでもらえる箇所かなと思います。大山監督とは助監督時代から何本かお世話になっていたので現場でも楽しく演じさせてもらえました。また今後も今回のような面白い役で呼んでください。

北大路欣也(俳優)コメント

人が何かに取り憑かれ、どん底まで落ち
悪さの限りをするも自由。
そこから這い上がるも自由。
与えられたそれぞれの人間力に胸が締め付けられ、涙が止まらない。
この映画に携わった全ての方に…感謝。

内藤剛志(俳優)コメント

見終わった。
間髪入れず、嫉妬した。
とんでもなく、美しく、切なく、苦しく、可笑しく、残酷で、どこまでもどこまでも優しい。
そしてそれは、大山晃一郎監督、あなたのことでもある。
「徹底的に準備された心にのみ、チャンスが訪れる」と聞いたことがある。
まさに、この映画のための言葉でもあると思う。
全スタッフ、キャストに拍手と花束を、大山監督に祝杯を!!

斉藤由貴(女優)コメント

監督の大山氏と仕事をご一緒させて頂き、もうどれ位になるだろう。ひょうきんで温かくしかも有能で、現場をまとめる力は随一。
そんな彼の中にこんな世界が隠れていた事にまず驚嘆した。握り締めた拳のふしくれから滲んでくるような、人の性(さが)、憎しみ、そしてその奥にある、怒りと見まごうほどに得体の知れない、血のなせる愛。家族。
初監督。すごい作品だと思う。

田辺誠一(俳優)コメント

いびつで残酷、でも輝ける世界を、僕たちは自分で歩いていかなければならない。
一筋縄ではいかない赤い運命の中、不器用ながらも正直に生きる主人公の気持ちがとてつもなく切ない。

本田博太郎(俳優)コメント

何ともタイトルがいい!
この時代、「いつくしみふかき」
心に響く。大山監督の心情そのものが、作品に見事に反映されていて嬉しくなりました。
命の温もりが、ボディブローのごとく伝わってくる映画です。ありがとう!

床嶋佳子(女優)コメント

舞台となっている長野県飯田村の景色がとにかく美しい!
そして人が温かく画面からそれが滲み出ている。
それと反して「悪魔」と呼ばれている父親と引きこもりの青年とを取り巻く複雑な人間関係は現代のそれぞれの心の闇とも重なっていく。
しかしドラマの中ではクスッと笑えたり…エンディングの車窓を背景にした遠山雄さんの顔がいい。

塙宣之(ナイツ)コメント

人間は、いくつになっても、何度でも、やり直せるんだと言う事を教えてくれる映画です。レッテルを剥がそうともがく男たちの姿がリアルかつ、コミカルに描かれています。
心情に寄り添うように、飯田の町並みが綺麗に映されているのが、とても印象的です。監督の飯田の町への愛情が伝わって来ます。

椎井友紀子(映画プロデューサー)コメント

人間は1人では生きられない。
家族が寄り添い、友人が寄り添い、そして社会が寄り添う。
しかしまた人間は、時としてその行為の真逆に牙をむく事もある。
何故なら慈しみがふかすぎるから。

塩田時敏(映画評論家)コメント

父と子の物語ながら、見方によってはナ・ホンジン監督の「哭声/コクソン」にも、ビガス・ルナ監督の「リボーン/血の甦る時」にも見えてくる、不気味でエグい味わいの、怖ろしく、しかし骨太な人間ドラマだ。悪魔の男、渡辺いっけいが凄まじき迫真感。受けてたつ生臭牧師、金田明夫の存在感も凄い。“迷える子羊です”“ジンギスカンにしてやろか”のやり取りは映画史に残る名台詞。

坪井篤史(シネマスコーレ副支配人)コメント

こんなにジャンル不明の映画はあるのだろうか。村ホラー映画から始まり、親子ドラマを経て、男臭いアクション映画になったと思ったら、ファンタジー映画にもなる。これをカルトと観るか。傑作と観るか。僕はもちろん後者ですが。

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