ドキュメンタリー「
過去に「0円キッチン」などを監督した、フードアクティビストでもあるオーストリア人の
グロスは「日本は長い歴史の中で、食文化への畏敬の念を有していますが、他方で、世界でもっとも食料廃棄をしている国の1つでもあります。そんな日本は、もったいない精神という類まれな考えにより、未来をよりサスティナブルにする革新的な“レシピ”を持っています」とコメントした。
「もったいないキッチン」は東京・シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺ほか全国で順次ロードショー。
ダーヴィド・グロス コメント
映画監督として、フードアクティビストとして8年間世界中を旅してきました。
最初は問題ばかりが気がかりでした。
世界中で生産される食料の3分の1が捨てられているのです。とても衝撃的な事実です。
気候危機の時代に、このような無駄があってはなりません。
しかし、今は問題ではなく解決方法に目を向けています。
問題はとてつもなく大きいかもしれませんが、人々の創造的な取り組みははるかに大きいのです。
この点、日本は特に興味深い国です。
日本は長い歴史の中で、食文化への畏敬の念を有していますが、他方で、世界でもっとも食料廃棄をしている国の1つでもあります。
そんな日本は、もったいない精神という類まれな考えにより、
未来をよりサスティナブルにする革新的な“レシピ”を持っています。
もったいないは、日本だけでなく、世界中にひらめきを与えることのできる考え方です。
その始まりは、あなた自身の態度と、キッチンから始まります!
映画ナタリー @eiga_natalie
オーストリア人監督がキッチンカーで日本を旅する「もったいないキッチン」公開(コメントあり)
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