90年代ソウルが舞台、14歳少女の揺れる思い描く「はちどり」公開決定

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ベルリン国際映画祭をはじめ、世界各国で44の賞を獲得している韓国とアメリカの合作映画「House of Hummingbird(英題)」が、「はちどり」の邦題で4月下旬より東京のユーロスペースほか全国で順次公開される。

「はちどり」

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「はちどり」

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高度経済成長を迎えていた1994年のソウルを舞台に、14歳の少女ウニの揺れ動く思いと家族との関わりを描いた本作。自分に無関心な大人たちに囲まれ、孤独な思いを抱えていた彼女が、不思議な雰囲気を漂わせる女性教師ヨンジと出会い、心を開いていくさまが描かれる。

「目撃者」のパク・ジフがウニ、「ひと夏のファンタジア」のキム・セビョクがヨンジを演じた。また「うつせみ」のイ・スンヨンがウニの母、「クロッシング」のチョン・インギが厳格な父に扮している。

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タイトルの由来は、世界でもっとも小さな鳥であり、その羽を1秒に80回も羽ばたかせ、蜜を求めて長く飛び続けるというハチドリ。本作で監督長編デビューを果たした38歳のキム・ボラは、自身の少女時代をベースにしながら、そんなはちどりをウニの姿に重ねて脚本を執筆した。

※「はちどり」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

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