90年代ソウルが舞台、14歳少女の揺れる思い描く「はちどり」公開決定

4

212

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 75 106
  • 31 シェア

ベルリン国際映画祭をはじめ、世界各国で44の賞を獲得している韓国とアメリカの合作映画「House of Hummingbird(英題)」が、「はちどり」の邦題で4月下旬より東京のユーロスペースほか全国で順次公開される。

「はちどり」

「はちどり」

大きなサイズで見る(全3件)

「はちどり」

「はちどり」[拡大]

高度経済成長を迎えていた1994年のソウルを舞台に、14歳の少女ウニの揺れ動く思いと家族との関わりを描いた本作。自分に無関心な大人たちに囲まれ、孤独な思いを抱えていた彼女が、不思議な雰囲気を漂わせる女性教師ヨンジと出会い、心を開いていくさまが描かれる。

「目撃者」のパク・ジフがウニ、「ひと夏のファンタジア」のキム・セビョクがヨンジを演じた。また「うつせみ」のイ・スンヨンがウニの母、「クロッシング」のチョン・インギが厳格な父に扮している。

「はちどり」

「はちどり」[拡大]

タイトルの由来は、世界でもっとも小さな鳥であり、その羽を1秒に80回も羽ばたかせ、蜜を求めて長く飛び続けるというハチドリ。本作で監督長編デビューを果たした38歳のキム・ボラは、自身の少女時代をベースにしながら、そんなはちどりをウニの姿に重ねて脚本を執筆した。

※「はちどり」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

この記事の画像(全3件)

(c)2018 EPIPHANY FILMS. All Rights Reserved.

読者の反応

  • 4

SARU @saruKmovie

- 映画ナタリー" https://t.co/3C2oklVZbr

コメントを読む(4件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 はちどり(2018年) / パク・ジフ / キム・セビョク / イ・スンヨン / チョン・インギ / キム・ボラ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。