「転がるビー玉」吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯ら、変わりゆく渋谷での撮影回想

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転がるビー玉」の完成披露試写会が、本日1月14日に東京・シネクイントで行われ、キャストの吉川愛萩原みのり今泉佑唯大野いと大下ヒロト神尾楓珠中島歩、監督の宇賀那健一が登壇した。

「転がるビー玉」完成披露試写会にて、左から今泉佑唯、吉川愛、萩原みのり。

「転がるビー玉」完成披露試写会にて、左から今泉佑唯、吉川愛、萩原みのり。

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「転がるビー玉」メインビジュアル

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NYLON JAPANの創刊15周年プロジェクトとして製作された本作。渋谷の片隅で、夢を追い求めながら共同生活を送る女性3人の姿が描かれる。

吉川愛

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吉川は「わちゃわちゃの撮影でアドリブも多かったです。みんな話したいことを話す、みたいな。楽しかったです」と回想。同じ家で暮らす役どころの萩原、今泉との関係性については「一番騒がしい子(今泉)を、ツッコむのがみのりちゃん。私は中間!」と説明する。しかし萩原は「中間」発言に疑問を呈し、「大ボケの2人を私がどうにかする。(アドリブで)本軸からどんどん離れていくので、こっちだよーってやるのが私の仕事でした」と反論。さらに今泉に関して「いつも幼稚園の教科書に載ってそうな歌を(歌っていた)。今日も準備しながらずっと『だんご3兄弟』を歌ってました!」とバラし、にぎやかな舞台裏をうかがわせる。

神尾楓珠

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神尾はワンシーン程度の出演だったが、宇賀那から「観る人に想像させるようなお芝居をしてくれました。映画全体が締まってよかったです」と存在感をたたえられた。また神尾は撮影時、歌唱シーンを控える今泉に対して「歌聴けるんだ!」と期待していたことを明かす。今泉は「路上で歌うってあまりないので解放的で気持ちよかったです」と撮影の感想を述べた。

左から宇賀那健一、神尾楓珠、大下ヒロト、今泉佑唯、吉川愛、萩原みのり、大野いと、中島歩。

左から宇賀那健一、神尾楓珠、大下ヒロト、今泉佑唯、吉川愛、萩原みのり、大野いと、中島歩。[拡大]

もともと萩原と仲が良かったという大下は「2人並ぶと派手な髪色で、それだけで面白かった。萩原さんとはやりやすくて、話しやすい空気が漂う現場でした」と話し、アドリブもなんなくこなせたと振り返る。中島と大野は、宇賀那いわく「悪い役」を演じた2人。中島は「嫌な印象になるかもしれないけど、僕の中では正統性を持って演じました」、大野は「彼女もプライドがあるんだろうなと思っていました」とそれぞれ役について語った。

左から宇賀那健一、神尾楓珠、大下ヒロト。

左から宇賀那健一、神尾楓珠、大下ヒロト。[拡大]

再開発が進む渋谷を中心に撮影が行われた本作。吉川は「最近渋谷に行くと、ここで撮影したなあと思い出したりします」と笑みを浮かべる。萩原は「上京組としては、渋谷には“お邪魔している”ような感覚だったけど、最近は愛着が湧いた気がします」と印象の変化を口にした。宇賀那は「工事中の場所を撮りたくても、撮影直前にもう一度行ったら完成していたことがあったり。苦労した反面、当時はまだPARCOが工事中だったけど、(PARCOにある)WHITE CINE QUINTOでこの作品を上映できるのは感慨深いです」と喜びをにじませた。

「転がるビー玉」は1月31日からWHITE CINE QUINTOで先行公開されたのち、2月7日より全国で順次ロードショー。

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椿原 敦一郎 @teamokuyama

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