2019年における中国国内の日本映画の興行成績が新浪から到着した。
2019年、中国ではアニメーション映画17本、実写映画7本、計24本の日本映画が公開された。これは史上最多の数となる。その中で邦画年間興行収入1位に輝いたのはスタジオジブリの「
実写映画からはドラマ「新参者」シリーズの完結編にあたる「
中国市場全体の年間興行収入ではアニメーション「
「2010年代の中国映画市場は間違いなく、中国映画史においてもっとも成長した時期」と分析する徐は、「ナタ~魔童降臨~」と「流転の地球」に関して「アニメとSFという人気のジャンルで大作が生まれたことは、今後の中国映画産業に大きく影響を与えるのでは」とコメント。そしてランキングの結果から「中国の観客はアニメが好きなのではなく、むしろ実写のほうが好き」と説明し、「実写映画でどのように中国市場の道を切り開くのかが日本映画の大きな課題」と話す。またレバノンの監督ナディーン・ラバキーが手がけた「存在のない子供たち」が中国で高く評価されていることを例に挙げ「日本映画にもチャンスがある。それを実現できるまで、日本の映画会社はもっと積極的に海外向けの宣伝プロモーション戦略を立てるべき」と考えを明かした。
ランキングの結果は以下の通り。
中国における日本映画の年間興行収入ランキング(2019年)
1.「千と千尋の神隠し」4.88億元(約75.6億円)
2.「天気の子」2.88億元(約44.6億円)
3.「
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7.「祈りの幕が下りる時」0.67億元(約10.4億円)
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10.「
中国の年間興行収入ランキング(2019年)
1.「ナタ~魔童降臨~」50.01億元(約786億円)
2.「流転の地球」46.79億元(約736億円)
3.「アベンジャーズ/エンドゲーム」42.48億元(約668億円)
4.「私と私の祖国」31.21億元(約490億円)
5.「
6.「瘋狂的外星人(原題)」22.11億元(約347億円)
7.「
8.「
9.「少年的ニイ(原題)」15.56億元(約244億円)
10.「
※「瘋狂的外星人」の瘋は、簡体字が正式表記
※ 「少年的ニイ」のニイは、にんべんに尓が正式表記
(情報・写真提供:新浪)
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「千と千尋の神隠し」2019年中国公開の邦画興収No.1、中国映画「ナタ」は780億円超 https://t.co/t4xdfh0NMV