2020年の中国興行収入、新型コロナ禍で約4500億円損失の見込み

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中国国家電影局の局長ワン・シャオフイは4月29日に行われたビデオ会議にて、2020年の中国映画市場全体の年間興行収入は、300億元(約4537億円)の損失が出る見込みと発表した。

国家電影局ビデオ会議にて、ワン・シャオフイ(中央)。

国家電影局ビデオ会議にて、ワン・シャオフイ(中央)。

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国家電影局ビデオ会議の様子。

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2019年中国では映画全体の興行収入が約641億元(約9695億円)に上った。しかし、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、旧正月に公開予定だった映画7本が公開延期に。さらに感染防止のため映画製作が行えない状況になり、政府が映画館の営業停止を命じるなど、映画市場は深刻なダメージを受けている。ワン・シャオフイは、中国の映画業界が黄金期を迎えているという考えを示し、金融機関による積極的な支援を推奨。さらに劇場の家賃減免や、資金貸付を促進すると述べた。

なお北京市は29日、当面の間は映画館の営業再開を許可しないことを発表している。

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(情報・写真提供:新浪)

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Kumi @tokyohongkong

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