ドキュメンタリー映画「
いまだ続くシリア内戦の最中、医師を目指す若者ハムザと出会い、娘を授かった監督のワアド・アルカティーブ。ジャーナリスト志望の学生だった彼女は、生まれたばかりの娘のために、愛する家族や廃墟と化したシリアの現実をカメラに収めていく。イギリス人の
自由と平和への願いを込めて「空」を意味する“サマ”と名付けられた娘。予告には2012年から2016年にかけて激しい戦闘が続いたアレッポで、アルカティーブが結婚、妊娠、出産、子育てを経てカメラを回し続ける姿が収録された。娘に語り聞かせるような「ママは撮り続けた。この映画はあなたのためよ」というナレーションも。
「娘は戦場で生まれた」は、2月29日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次ロードショー。第72回カンヌ国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー賞にあたるゴールデンアイを獲得。第92回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門では現段階でショートリスト15本に選出されている。
Y. Miho @yksilkroad
ママは撮り続けた、シリア内戦のドキュメンタリー「娘は戦場で生まれた」予告解禁 https://t.co/E1HJeXxFt6