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「ドクターX」米倉涼子、闘病が役にもたらした変化語る「優しい大門になってるかも」

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「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6シリーズ記者会見の様子。

「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6シリーズ記者会見の様子。

「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6シリーズの記者会見が本日10月7日に東京・テレビ朝日で行われ、キャストの米倉涼子ユースケ・サンタマリア市村正親西田敏行が登壇した。

本作は、米倉演じるフリーランスの外科医・大門未知子を主人公とする医療ドラマ。専門医のライセンスとたたき上げのスキルだけを武器とする大門が、権謀術数渦巻く病院組織で数々の騒動を起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるために突き進む姿を描く。会見にはキャストの内田有紀勝村政信鈴木浩介武田真治清水ミチコ藤森慎吾オリエンタルラジオ)、今田美桜戸塚純貴河北麻友子、川瀬莉子、岸部一徳遠藤憲一、脚本を手がけた中園ミホも出席した。

米倉は「このドラマの前にミュージカルをアメリカと日本でやっていまして、さらにその1カ月前に低髄液圧症候群を患いました。まっすぐ歩けなくなったりやる気がなくなったりして、2週間は安静にしていないといけなくて『ドクターX』もできなくなるんじゃないかなと思ったんです」と明かす。「今は元気になったからお話できるんですけど」と笑った米倉は、本作の監修を長年担当する医師たちに助言を受け復帰できたと語り、「今回の自分の経験を踏まえて、医師という役をこれまでとは違う方法で表現できるようになりました。優しい大門になっちゃってるかもしれないですけど」と語った。

東帝大学病院の副院長に就任したニコラス丹下を演じた市村は、コメントを求められると、日系二世のブラジル人という設定に沿ってポルトガル語で話し出す。登壇者たちが爆笑する中、困惑したMCが「ぜひ日本語パターンも」と懇願すると、市村は「テレビで観ていた世界の中に入っていることが信じがたいです。この顔の濃さで最終回までがんばりたいと思います」と明るく述べた。

質疑応答では、記者から大門の名ゼリフにちなんだ「これだけは失敗しない、と自信を持っていることは?」という質問が。丹下がボストンから呼び寄せた外科医・潮一摩役のユースケは「仕事選びですね。だからここにいます」とニヤリ。武田は「自撮り。撮影中にインスタ用の自撮りをしていても怒られなくなりましたね」と語り、「せっかくなんで」と言いながら壇上で共演者たちと撮影を行った。

外科医・村崎公彦を演じる藤森は「ドラマと言えば差し入れ。チャラ男ですからいろんな女性に数々のプレゼントをしてきましたし、米倉さんにも先日差し入れをさせていただきましたが大変喜んでいただきました。差し入れだけは外さないなと言われる男になりたいですね」と自信たっぷりに話す。しかし米倉に「最初の差し入れ、覚えてますか?」と問いかけられると、藤森は考え込んだのち「あっ……最初だけは大失敗しました。夜中の22時にドーナツを差し入れてしまいまして、『こんな時間になんでドーナツなんだ』と」と恐縮。続けて「タイミングと物が大事なんだなと勉強いたしました」と苦笑した。

中園は大門のセリフ「私、失敗しないので」が生まれた経緯を語る。第1シリーズの第1話を執筆中、大門のキャラクターを完成させられずに苦しんでいた中園は、ロンドン五輪の柔道女子金メダリスト・松本薫氏のインタビューを観てヒントを得たという。「ミスしたらどうしますか?という質問に対して松本さんが『ミスはしないので』とおっしゃっていて、それにしびれてしまって。そこから大門が立ち上がって『いたしません』などのセリフが出てきました。松本さんがあのとき金メダルを取ってくださらなかったら大門はまったく違ったキャラクターになっていたと思います」と振り返った。イベントでは、松本が登壇し、米倉に花束を渡す場面も見られた。

「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6シリーズは、テレビ朝日系で10月17日にスタート。

テレビ朝日開局60周年記念「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6シリーズ

テレビ朝日系 2019年10月17日(木)スタート 毎週木曜 21:00~21:54
※初回は15分拡大

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