映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

松本穂香の魅力は?「おいしい家族」など主演作の監督3人が力説

151

松本穂香の主演作「おいしい家族」より、監督を務めたふくだももこのコメントが公開された。

「おいしい家族」は亡き妻の服を着て生活する父・青治から、男性と再婚することを告げられる橙花を主人公とする物語。ふくだは、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」での演技を見て松本を起用したと述べ「生天目澄子役をみて、『おもろい顔やなあ』と思ったのと同時に、誰にも似てない、唯一無二の魅力があると感じました」と語る。また、松本の魅力を「吸い込まれるような瞳。カメラを通すと、ブラックホールアイ(勝手に命名)になる」と話し、「とにかく大好き」と熱を込めた。

また、同じく松本が主演を務める「わたしは光をにぎっている」と「酔うと化け物になる父がつらい」より、監督の中川龍太郎片桐健滋のメッセージも到着。松本について中川は「自分が自分としてあれる、それも肩肘張らずに、そういう自然体の魅力が、すなわち俳優としての松本さんの魅力だと思っています」と述懐する。片桐は「シリアスもコケティシュも自然ですし、とても目が印象的だと思います。現場で一緒になったスタッフはみんな松本さんの人柄を好きになってましたね。僕もそうなんですが」と称賛した。

「おいしい家族」は全国で公開中。「わたしは光をにぎっている」は11月15日、「酔うと化け物になる父がつらい」は2020年春に封切られる。

ふくだももこ コメント

キャスティングの決め手

朝ドラの「ひよっこ」の生天目澄子役をみて、「おもろい顔やなあ」と思ったのと同時に、誰にも似てない、唯一無二の魅力があると感じました。プロデューサーもまったく同意見で、すぐにオファーしました!

松本穂香の魅力

ただそこに「居る」ことができる人。猫背だけど、心の芯はまっすぐ。
吸い込まれるような瞳。カメラを通すと、ブラックホールアイ(勝手に命名)になる。
あと声も好きです。声にも芯が通ってる。とにかく大好き。

観客に注目してほしい、「おいしい家族」の松本の見どころ

これからの、女優としての未来。
バーで母の姿を見た後店を飛び出し「母さん」と呼び止めるところ。
「強く」「囁くように」「すがるように」と、3パターンの演出をすべて一瞬で理解しやってくれた。
あと犬のシーン。こちらから何も言っていないのに、ハマケンさんと二人で気持ちを作って、本気でやってくれたので、私は本番中も笑っていたし、ずっと見ていたかったです。笑

中川龍太郎 コメント

キャスティングの決め手

松本さんが上京してきたばかりの頃、知人の紹介で知り合いました。
それから数年経って、彼女の変貌ぶりに驚きました。変わらないところと変わる部分とのセンスがいい人なんだな、と感じて、キャスティングさせていただきました。

松本穂香の魅力

普段から、自分以外の何かを演じようとしないところが素敵だと思います。業界に入ってきて、俳優さんの言葉遣いや言い回しに染まっていく人が結構いますが、僕はそれはちょっと苦手なのです。自分が自分としてあれる、それも肩肘張らずに、そういう自然体の魅力が、すなわち俳優としての松本さんの魅力だと思っています。

観客に注目してほしい、「わたしは光をにぎっている」の松本の見どころ

「立ち姿」に注目してみてください。ロングショットで風景の中に溶け込んでいる場面が多い中で、松本さんは、表情ではなく、立っている姿、そのわずかな揺らぎや身体の芯の置き方によって、主人公の心情を表現しています。

片桐健滋 コメント

キャスティングの決め手

僕が助監督の時に、別作品のオーディションでお会いして以来、ずっといつか仕事してみたいと思っていました。
その時のお芝居は俳優さんではなく代役が僕だったんですが、とても準備してきたという松本さんの熱量を感じたのを覚えています。

松本穂香の魅力

普段はほわーんとしてる感じなのに、本番になった時の集中力、瞬発力が素晴らしいなと。
シリアスもコケティシュも自然ですし、とても目が印象的だと思います。
現場で一緒になったスタッフはみんな松本さんの人柄を好きになってましたね。
僕もそうなんですが。

観客に注目してほしい、「酔うと化け物になる父がつらい」の松本の見どころ

高校生から30歳くらいまでを一人で演じられているので、大変だったろうなと。。。
自分の内面を出さない主人公を演じることは難しいと思いますが、少しづつ変化していく感情の機微を松本さんだから具現化できたと思います。

映画ナタリーをフォロー