千葉雄大と竹中直人が再共演「盤上の向日葵」の撮影回想「千葉くんがまぶしすぎて…」

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プレミアムドラマ「盤上の向日葵」の試写会が本日8月30日、東京・NHK放送センターで行われ、キャストの千葉雄大竹中直人が出席した。

プレミアムドラマ「盤上の向日葵」試写会にて、左から千葉雄大、竹中直人。

プレミアムドラマ「盤上の向日葵」試写会にて、左から千葉雄大、竹中直人。

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「盤上の向日葵」 (c)NHK

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本作は「孤狼の血」などで知られる柚月裕子の小説を原作としたミステリー。千葉は過酷な運命を背負う異端の棋士・上条桂介、竹中は破天荒な将棋の真剣師・東明重慶を演じた。そのほか柄本明、蓮佛美沙子、大友康平、檀ふみ、渋川清彦らが共演。「累-かさね-」の黒岩勉が脚本を手がけ、本田隆一が演出を担当した。

千葉雄大

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千葉は「どのシーンよりも将棋を指す手元の寄りの撮影が緊張しました」と吐露し、将棋の練習について「数をこなすことが大事だと指導してくださった棋士の方から聞き、おうちでも繰り返しやりました」と述懐。シリアスなシーンの多い作品だったというが、「棋士の先生方は真面目で面白い方が多くて。“穴熊”っていう陣形があるんですけど、助監督さんが『レッサーパンダもあるんですか?』と聞いたら、真面目に『カニやアヒルならあります』って教えてくださったり。現場がやわらぎました」と振り返る。

左から千葉雄大、竹中直人。

左から千葉雄大、竹中直人。[拡大]

竹中直人

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共演シーンの見どころを聞かれると「どこまで話していいのか」と見つめ合う2人。竹中は「ほとんど一緒のシーンだったので、あの日々は忘れられない。もう千葉くんがまぶしすぎて……」と述べつつ、第4話で上条と東明が山に登るシーンを挙げた。「夜になってから山から見下ろしたときの夜景があまりにもきれいで。久しぶりに山のてっぺんに行ったので、髪の毛があった頃のことを思い出しちゃいました」と懐かしむ竹中に、千葉は「コメントしづらいです(笑)」と苦笑い。そして「竹中さんに朝から夜まで風景の移り変わりの写真を見せていただいたんですけど、とてもきれいでした」と自身にとっても思い出深い撮影だったことを明かした。

手を握り合う千葉雄大(左)と竹中直人(右)。

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学ラン姿の学生時代から大人になるまでを演じた千葉は「今の自分にやらせていただけて光栄な役でした」と感謝。「今30歳で、若く見られることが多い。それがいいか悪いかわからないんですけど、学生時代から大人まで、役の中で濃密な時間を過ごすのは今だからできることにつながるのかなと。1歩1歩、将棋の駒で言うと“歩”のように丁寧にやっていきたいというのが、今思うことです」と静かに語る。4年ぶりに千葉と共演した竹中から「再会できるのはうれしいし、居心地がとてもよかった。緊張感もキープしなきゃいけない物語の中で、千葉くんと向き合った時間や千葉くんのまなざしは、心の中に映像として深く残っていて。素敵な俳優だなと思いました」と言われると、千葉は笑みをこぼした。

プレミアムドラマ「盤上の向日葵」は、NHK BSプレミアムで9月8日に放送スタート。

プレミアムドラマ「盤上の向日葵」

NHK BSプレミアム 2019年9月8日(日)スタート 22:00~22:49
※全4回

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