北条司「エンジェルサイン」公開日決定、新キャストに緒形直人、菊池桃子、佐藤二朗

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「シティーハンター」で知られるマンガ家・北条司が総監督を務める実写映画「エンジェルサイン」の公開日が11月15日に決定。緒形直人菊池桃子佐藤二朗が出演していることがわかった。

「エンジェルサイン」ポスタービジュアル

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「エンジェルサイン」

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本作は奇跡の訪れを告げるブルーバタフライと音楽が鍵を握る6つの物語からなるオムニバス作品。全編通してセリフはなく、映像と音楽でストーリーが展開するサイレント映画となる。北条自身がメガホンを取った「プロローグ」「エピローグ」で松下奈緒ディーン・フジオカが主演を務めるのは既報の通り。このたび世界中から寄せられたサイレントマンガオーディションの受賞作品をもとに、アジア各国の監督が手がけた5編「別れと始まり」「空へ」「30分30秒」「父の贈り物」「故郷へ」の詳細も明らかに。

「別れと始まり」

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「別れと始まり」

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「父の贈り物」

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愛する妻を亡くし生きる希望を失った鉄道運転士と愛犬を描く「別れと始まり」では、緒形と菊池が夫婦役で共演し、「タイガーマスク」の落合賢が監督を務めた。「ジャンダラ」で知られるタイのノンスィー・ニミブットによる「空へ」では、病気で飼い犬を亡くしたことが理解できない幼い少女が主人公に。ベトナム系アメリカ人のハム・トランがメガホンを取った「30分30秒」は、出産を目前にして命を落としかける妊婦とその前に現れた死神の物語だ。亡き父親からもらったロボットが起こす奇跡を描いた「父の贈り物」では、「チェンジ!」の旭正嗣が監督を務め、佐藤が父親役で出演。「鏡は嘘をつかない」で知られるインドネシアのカミラ・アンディニが手がけた「故郷へ」では、戦地に赴いた父と残された娘の物語がつむがれる。

「エンジェルサイン」は東京のユナイテッド・シネマ豊洲ほかで公開される。緒形、菊池、佐藤によるコメントは下記の通り。

緒形直人 コメント

セリフがない作品ということで演技に悩みましたが、セリフがない分、心の動きを表現できる喜びがあって、逆に想像力を働かせながら観ていただけるんじゃないかと思います。またサイレントなので、楽しみでもありチャレンジでもありますが、監督にしがみつきながら演じています。

菊池桃子 コメント

サイレントムービーのため、手探りでわからないことも多かったですが、監督が頭の中に描いているイメージを信じて、楽しみながら演じました。言葉を使わないことで、より心に焦点があたるという感覚は、不思議で素敵なものでした。この新しい挑戦に参加できたことは幸せなことです。

佐藤二朗 コメント

世界中から寄せられたサイレントマンガを実写化し、色々な国の俳優がそれぞれの役を演じています。セリフがないからこそ世界中の人に理解してもらえるという試みがとても面白くて、参加させていただきました。実際に演じてみて、普段、言葉に依存しているということに改めて気付かされました。共演した娘役のニーンちゃんは偶然にも息子と同じ7歳ということもあり、愛おしくて仕方ないです(笑)。

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(c)「エンジェルサイン」製作委員会

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Ken Ochiai @kenochiai

監督最新作「エンジェルサイン」の記事です。映画ナタリーより抜粋:https://t.co/Tr5uCirCDm

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