劇場アニメ「
劇場版第14弾となる本作では、海賊、海軍、七武海、革命軍の勢力が一堂に会す海賊万博が舞台に。ユースケが声を当てるのは、ルフィたちを海賊万博へ誘う怪しげな男ブエナ・フェスタだ。フェスタが何者かに計画を持ちかけられ、海賊万博の開催を宣言する物語冒頭のシーンのアフレコで、ユースケは「海賊の海賊による海賊のための世界一の祭……!! 海賊万博だあ!!」と本番さながらの勢いで息を吹き込む。セリフがない部分では「山里か! うん!? 指原か。わあ、ちょい、わ! わ!」とアドリブを挟み、会場を温めた。
指原と山里はそれぞれ海賊万博を彩る絶世の歌姫でありビジョビジョの実の能力者アン役、海賊万博を盛り上げる司会者ドナルド・モデラート役で出演。山里は「海賊諸君! 海賊万博、楽しんでるかー!!」とエネルギッシュに盛りたて、指原は「ビョジョビジョ! ビジョン!」とリズミカルに黄色い声を張り上げる。なおビジョビジョの実は、触れたイメージを幻のビジョンとして作り出すことができる能力だ。続いて2人は海賊万博の目玉企画「海賊王の遺した宝探し」の実況場面を再現した。
ユースケ、指原、山里はともに「ONE PIECE」の大ファン。中でも週刊少年ジャンプの発売を毎週心待ちにし、「ONE PIECE」の単行本も全巻そろえているユースケは「こんな形で『ONE PIECE』の世界に入れるとは思ってなかった。オファーもうれしかったんですが、受けるのは怖かったです」と述懐する。「正直悩みました。ただのファンとしていたい気持ちもあって。でもこんなチャンス二度と来ないですし、この世界に入れるという魅力には勝てなかった!」と出演を決めた理由を明かす。
原作者の尾田栄一郎からは、フェスタのラフ絵とキャラクター像について書かれたメモをもらったそうで、ユースケは「それを頼りにアフレコしました」と役作りについて語っていく。フェスタが葉巻を吸ったり不敵な笑みを浮かべたりする場面にはセリフがなく、アドリブで息遣いや笑い声を作り上げた。「台本に『アドリブ』と書かれているのでやるしかない。でもそのおかげでフェスタになり切ることができた」と続け、泉谷しげるの声色や話し方を参考にしていることにも触れた。
指原は「国民的アニメに参加する緊張感に、慣れない仕事に対する怖さがいっぱい。大好きな作品だから、楽しみな気持ちと不安が半分半分でした」とオファーに対する複雑な心境を振り返り、山里も「ルフィたちに会えるのは『ONE PIECE』が始まったときからの夢! それが叶ううれしさと作品を邪魔したくない葛藤でめちゃめちゃ悩みました!」と語る。そんな2人の演技に対して、ユースケは「さっしーも山ちゃんもすっごいの。おそらく本物の声優さんがやったと思う」と替え玉を疑うほど絶賛。本番のアフレコでは1人ずつの収録だったため、今日の初掛け合いに山里と指原は「こんな感じになるんだ」「楽しい」「一緒にやりたかった!」と口々に感想を述べた。
「ONE PIECE STAMPEDE」は8月9日より全国ロードショー。
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