7月27日にテレビ朝日系で放送がスタートするドラマ「べしゃり暮らし」の撮影現場に映画ナタリーが密着した。
「べしゃり暮らし」は、
4月29日に埼玉の学校の体育館を借りて行われた撮影には間宮と渡辺が参加。2人はこの日、エキストラ約600人を前にして漫才シーンに挑んだ。間宮はテスト撮影の段階で「はい、どうもー!」と体育館中に響き渡る大声を出し、スタッフを「声出てるなあ」と驚かせる。舞台袖から中央に置かれた漫才用のマイクまで走るシーンでは、渡辺が逆の立ち位置に行ってしまう一幕も。「ごめん、逆だ」と恥ずかしそうに笑う渡辺を見て、間宮もまた口元をほころばせた。
2人が通しで漫才を披露する撮影の前には、スタッフからエキストラの人々に「本当に面白かったら笑ってくださいね」と声がかかる。それを聞いた間宮は「それだと、笑わなかったら面白くなかったことになりますね(笑)」とプレッシャーをにじませた。披露されたネタは農家、お好み焼き、野球チームの巨人や阪神などを題材にしたもの。のちに渡辺が「いい芝居ができたというよりも、小細工なしで漫才そのものを楽しめました」と話した通り、2人はエネルギッシュに漫才を披露し会場を沸かせた。
劇団ひとりは間宮や渡辺と言葉を交わしながら撮影を進めていく。マイクの前に立った際の動きは、劇団ひとり自らがジェスチャーをして2人に説明していた。また、この日はドローンも登場。劇団ひとりは高さを調整したのちに観客の上へ飛ばし、ステージを俯瞰で捉える画を撮影した。
その後、囲み取材に応じた間宮と渡辺。間宮は漫才シーンについて「技術的にうまくいったというよりは、心で楽しめました。『うまくなかった』と言われてもいいかな。心意気は出せたので」と達成感を語る。エキストラの学生たちが爆笑していたことに関しては「学生は基本的にリアクションがいいので、鵜呑みにして『ウケたぞ!』と思っているとあとで痛い目に遭うかもしれない(笑)」と述べた。
続いて話題は漫才中のアドリブへ。渡辺は「アドリブ用の漫才台本があるんです。(劇団)ひとりさんや後輩の方々が練りに練って作ったものが。そこに骨組みが書いてあるので、アドリブをして話がずれていっても『ここに返ってくるぞ』という意識があります」と取り組み方を明かす。自由にアドリブをしているという間宮が「僕が勝手に何かを言っても、大知くんがうまいこと対応してくれるので」と話すと、渡辺は「どっしりしてるんですよ。堂々と暴走してるというか。漫才中は『間宮くんのこの感じをもうちょっと聞きたいな』というときも、『もうええやろ!』というときもあります」と撮影を楽しんでいることを伝えた。
「べしゃり暮らし」は毎週土曜23時15分よりオンエアとなる。
土曜ナイトドラマ「べしゃり暮らし」
テレビ朝日系 2019年7月27日(土)スタート 毎週土曜 23:15~24:05
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