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木村紅美の同名小説を実写化した本作は、大学生の薫が下宿先の月光荘の大家・雪子と交流を深める中で、女の欲望とエネルギーに取り込まれていくさまを描く物語。これまでにも吉行とタッグを組んできた浜野は、吉行からLINEで「とんでもないバアさんの役はありませんか?」と連絡を受けたと明かす。「その言葉が今日につながる幸せの始まり」と封切りに笑顔を見せた。
雪子を演じた吉行は「“とんでもない”の前に、本当は“素敵な”をつけようかと思ったけれど、それは控えました」と冗談を飛ばしつつ、「寛一郎くんの困っている顔を見るのが楽しかった。迷惑そうな顔をしているのを見ながら、かわいいなあと思っていました」と回想。薫役の寛一郎は「吉行さんはチャーミングで魅惑的。その一方で、笑顔の奥にある狂気的なものも見えて、いい意味で妖怪チックな場面もありました。薫が惹かれていくのもわかる」と吉行の演技に舌を巻いたことを話した。
月光荘の下宿人・香織役の菜葉菜は、吉行との共演を「こんな光栄なことはないと思いながらも、思い切り甘えさせていただきました。吉行さんは今でも女性の大人の色気がある方で、憧れであり目標です」と喜ぶ。浜野は「この映画は吉行さんのための映画なので、吉行さんが存在しなければ作りませんでした」と思いを明かすと、「私と吉行さんは、とんでもないバアさんの強烈タッグです!」と力強く宣言した。
吉行和子の映画作品
リンク
- 「雪子さんの足音」公式サイト
- 「雪子さんの足音」予告編
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横川シネマ @yokogawacinema
【雪子さんの足音】12/8(日)から広島上映が始まります!12/8(日)9(月)はともに12:20回にて、浜野佐知監督の舞台挨拶を行いますので、是非、お誘いあわせてご来場ください。 https://t.co/5utcAQtEUs