レイモンド・ブリッグズ本人も登場、「エセルとアーネスト」ポスター＆場面カット到着

「スノーマン」「風が吹くとき」などで知られるレイモンド・ブリッグズの絵本を原作としたアニメーション「エセルとアーネスト ふたりの物語」のポスタービジュアルと場面カットが到着した。

本作はブリッグズ自身の両親をモデルに、1928年の出会いから結婚、息子レイモンドの誕生、第2次世界大戦を経て老いていくまで、平凡な英国人夫婦の40年間を描いた物語。「秘密と嘘」 のブレンダ・ブレッシンがエセル、「アイリス」のジム・ブロードベントがアーネストに声を当て、ポール・マッカートニーの書き下ろし曲「Blink of An Eye」がエンディングに使用されている。監督を務めたロジャー・メインウッドは2018年9月にがんのためこの世を去った。

解禁となった場面カット11点には、9年の歳月を費やし、レンガや服装まで細部にこだわって手描きで制作された本作のさまざまなシーンが切り取られている。なお本作の冒頭にはブリッグズ本人が登場。ポスタービジュアルでもブリッグズの姿が確認できる。

「エセルとアーネスト ふたりの物語」は9月28日より東京・岩波ホールほか全国で順次ロードショー。