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本作は、事故をきっかけに記憶を失った漁師・池田徹が、島の人々の優しさに触れるうちに新しい自分を見出していくヒューマンドラマ。徹役のTAKAHIROは、母・信子役の松坂をエスコートして会場を沸かし、「ジェントルマンなんで!」と胸を張る。
松坂は、ロケ地となった島根・隠岐島について語るうちに「島にはオキタンポポっていう古来種が咲いているんです。セイヨウタンポポは“がく”が開いているんですけど、隠岐島のタンポポは開いていなくて……」と話題が映画から離れていき、自分でも笑いが止まらなくなってしまう。すると「お母さん……」と優しいまなざしで見守っていたTAKAHIROが「こんなにおきれいな方がお母さんでいてくれるなんて、僕はもちろん、タンポポにも感謝してほしいくらい」とジョークを飛ばした。
さらに松坂が「夏にはカヤックしに行こうかなと思って。また話が逸れちゃった……」と反省した途端、TAKAHIROは「いいですよ! (これは)カヤックの映画ですよ!」と強引にフォロー。そんな松坂の印象を、TAKAHIROは「大女優さんなので、最初にお会いしたときは後光が差しているような神秘的な印象でした。でも役に入ると、お母さんとしてスッと佇んでいらっしゃるのがさすがでした」と語った。
島留学にやって来る学生・めぐみ役の山口が、司会に「本作をどなたとご覧になりたいですか?」と聞かれると、隣のTAKAHIROが「彼氏? お父さん許さないぞ!」と親さながらに問い詰める。恐る恐る「一度紹介するので、みんなで観に来るのは……?」と聞く山口に対し、TAKAHIROは「じゃあ(座り順は)彼氏、俺、まゆちゃん。隣は絶対ダメ」と言い張った。
同じく島留学の学生・愛美を演じた柴田は、撮影を振り返りながら「東京から島へ撮影しに行ったので、私も島留学を疑似体験させていただきました。島の人々はアイデンティティを強く持っていて尊敬しました」と、東京と隠岐島の違いに言及。するとTAKAHIROが、背中を露出した柴田のドレスを見て「あと、島にはここまで背中が開いてる子、いないです。風邪ひかないようにね」と言い、ここでも“親心”をのぞかせる。過去の舞台挨拶でも常に山口と柴田の衣装の“布の分量”を気にしていたというTAKAHIROは「できるだけ布は使ってほしいな。前回の舞台挨拶では背中に思いっきり穴が空いていたので、洋服買ってあげないと、と思って……」と大げさに心配していた。
松坂にオファーする際、自ら手紙をしたためた錦織は「最初から松坂さんしかイメージできなくて、ついつい書いてしまいました。松坂さんはピュアでおおらかなマインドの方で、やはりイメージ通りでした」と絶賛。続けて「TAKAHIROさんは、よくふざけた感じのコメントをしますけど、実はすごく真面目な人で……」と言うが、TAKAHIRO本人が神妙に「そうなんですよね」とうなずいたことから「自分で言うと信憑性がなくなるでしょ」とツッコミを入れる。松坂との共演シーンで、カメラテストの段階から号泣してしまったというTAKAHIROは「目ん玉取れるかと思うくらい泣きました」としみじみ振り返った。
舞台挨拶の最後には、5月12日の母の日にちなみ、TAKAHIROから松坂へサプライズプレゼントが。「これからもお母さんと呼ばせてください」とカーネーションの花束を渡された松坂は、「喜んで!」と笑顔で答えた。
「僕に、会いたかった」は全国で公開中。
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