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GEZANがアメリカで直面した現実、バンド初のドキュメンタリー公開決定

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ロックバンドGEZANにとって初のドキュメンタリー「Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN」が、6月21日より東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開される。

アメリカでツアーとレコーディングを敢行したGEZAN。本作は、そこに同行した彼らの盟友である映像作家“でるお”こと神谷亮佑が監督を務めたドキュメンタリーだ。アメリカの地で歓迎を受けていたGEZANだったが、彼らは根深い人種差別と拭い去れない憎しみが存在する現実に直面していく。ある日、映像編集で極限の状態にまで追い詰められた“でるお”は失踪。そして、彼らが主催するイベント「全感覚祭」の開催が目前に迫っていた。

GEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーは、本作について「人はどうして旅にでるのか? 出会いは時に、心地よかった生活を揺さぶる。輪郭を手にした悲しみや怒りはイデオロギーという枠組みを超えて直接、肉体を打つ。それでも今日も扉を開け、裸足で飛び出していく。さよならの数に追いつかれないように、今日もはじめましてとまた会えたねを積み上げる。一つ一つ丁寧に生きることしかできないんだ。そうやって旅を続けていく。問いかけと答えでカバンにいっぱいにしながら」と語っている。神谷によるコメントは下記の通り。

神谷亮佑 コメント

GEZANと出会って8年。一筋縄でいかない彼らの色んな挑戦を見てきた。
2018年春。彼らは300万円自力で集めアメリカに行くという、そんな無謀な挑戦に巻き込まれた。
英語のスキルは小学生レベル。そんな僕らがボディランゲージで異文化とぶつかり、音楽を通じてコミュニケーションしていく中で様々な種類の優しさや葛藤、たくさんの喜怒哀楽の表情に出逢っていった。
僕は、あの、かけがえのない時間の中でただRECボタンを押し続けた。
すべてが必然だったのかも知れない。
このロードムービーが新しい世界を生きようとするあなたにとって、そうであることを願います。

(c)2019 十三月 / SPACE SHOWER FILMS

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